第2話
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瞬間仕込み刀で薙ぎ払いの構えをして足元から光の渦を発生させてサラ教官を自分の元へと引き寄せ、引き寄せられたサラ教官は迎撃の構えをした。
「洸閃牙!!」
「甘いわよ!!」
レンが薙ぎ払い攻撃を放ったその瞬間サラ教官は強化ブレードで渾身の一撃を放った。それぞれの一撃がぶつかり合った瞬間二人を中心に凄まじい衝撃波が発生した後二人はそれぞれの攻撃がぶつかり合った際の衝撃によって後ろへとふっ飛ばされ、それぞれ同時に空中で受け身を取って着地した。
「えいっ!サンダーシクリオン!!」
「うあッ!?………ッ!クッ、よりにもよってこのあたしに雷のアーツで攻撃するなんて、皮肉のつもりかしら……!?」
そして駆動を終えた戦術オーブメントで嵐と共に雷を発生させる広範囲の高火力風属性アーツを受けて悲鳴を上げたサラ教官はすぐに攻撃範囲内へと退避して唇を噛みしめてレンを睨んだ。
「秘技―――裏疾風!」
「ッ!」
続けてレンは電光石火の速さでサラ教官に強襲して仕込み刀で攻撃し、サラ教官はギリギリのタイミングで強化ブレードでレンの攻撃を防ぎ
「斬!!」
「ハアッ!」
自身の背後へと回った後追撃に放った広範囲の斬撃波を空へと跳躍して回避して地面に着地した。
「馬鹿な!?」
「あ、あのサラ教官と互角の戦いをしているじゃないか!?」
「それどころかサラの方が押されているね。サラはアーツによるダメージを2回受けたけど、対するレンはまだダメージを受けていないし。」
「わ、私達、夢でも見ているの……?」
「そう思うのも無理はありませんが現実です……」
「レンは”八葉一刀流”を一体どこまで修めているんだ……!?”裏疾風”の前に仕込み刀で放った斬撃波――――”洸破斬”は”奥伝”を認められた者が扱える剣技だ……!」
一方二人の戦いを見守っていたユーシスとマキアスは信じられない表情をし、フィーは静かな表情で分析し、アリサとエマは呆け、リィンは驚きの表情でレンを見つめていた。
「”本気”を出していない状況であの強さなのだから、下手をすればレンは2年生どころか教官も含めてトールズに所属している人物の中では”最強”といっても過言ではない実力なのかもしれないな。」
「世界は広いな……オレ達よりも年下の女の子が教官と互角の戦いができるなんて………」
ラウラは真剣な表情でレンを見つめ、ガイウスは静かな表情でレンを見つめていた。
「チッ、憎たらしいくらいに実力があるわね……!確か魔導杖は最近使い始めたと聞いていたけど、あれは嘘の情報だったのかしら……!?」
「うふふ、レンは”真の天才”で既に他の武術で下地はできていたのだから1ヵ月もあれば十分よ
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