第四章：停止教室のヴァンパイアとバーニング
ΩⅢ：プール開き/聞きたい事
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その瞬間、その場が凍りついた…
俺ついに耳がおかしくなったのか？
俺は聞き間違えと思いたい一心でゼノヴィアにもう一度聞く
「ゼノヴィア…… もう一度頼む」
「私と子作りしよう」
俺達の聞き間違えではないらしい、どうすればいい……
「いきなりどうした？ 突然そんなことを言うなんて」
「ふむ… 私は子供の頃、夢や目標はなかった。
あっても神や宗教に関わるものだった。悪魔になった今、私はその夢や目標を失った事になる」
「それはそうだが、なんでその思考に至るんだ？」
「その事を部長に相談したら… 悪魔は欲に生き、欲を叶え、欲を望む者…
好きに生きなさいと言われた…
故に、私は今まで封印していた欲望を解放することにしたんだ」
「成程、大体分かった…」
つまりは部長のせいって訳だな…
あの部長なんで変なこと吹き込むんですか勘弁してください
「でも、何で俺達なんだよ」
「私は子供には強くなってほしいんだ。赤龍帝であるイッセーと
コビカエルを倒した翔一。たとえ神器が受け継がれなくても、
オーラの様なものが宿るかもしれないだろう？ここには人気は無い、早速…」
そう言いゼノヴィアは水着を脱ごうとするが…
「ちょっとまて、その前に聞きたい事がある」
俺はこいつに聞かなきゃならないことがある。
「なんだい？ 勿論私は初めてだが」
「そう言う事が聞きたいんじゃない。実は翼についてだが」
「翼がどうかしたのか？」
「あいつは昔俺のことを話していたのか？」
そうあの時救った少女が翼だった、となると少なくも
俺の存在が知れていることになっている可能性がある
「確かに君のことは話していたが、誰も本気では信じていなっかたよ」
ま、そうだよな、ちょっと安心した。
もしも本気にされていたらちょっとまずいかもしれないしな
だがこれから平穏が続いてくれればいいが、
もうあの時の事件はこりごりだ
それから部長たちが着てイッセーがとんでもないことになったのは
数分後のことだった
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