外伝〜新教授の依頼〜前篇
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て。私、病院の個室にエリィさんが入院できるよう、頑張って病院側と交渉して手配するから!2人とも、結婚式は子供が産まれてからにしましょうね♪」
「「セシルさん(姉)っ!!」」
さらにある事に気付いて真剣な表情で自分を見つめた後微笑んだセシルの言葉を聞いたエリィはロイドと共に顔を真っ赤にして大声で叫んだ。
「フフ、相変わらずの様子ね。」
「天然ぶりは相変わらず健在みたいだしな。やっぱりセシルさんはこうでなくっちゃ!」
その様子を見ていたエルファティシアは微笑み、ランディは嬉しそう表情でセシルを見つめていた。
「ツッコむ側の身にもなってくれ……」
「ハア……何で私まで……」
2人の言葉を聞いたロイドとエリィは疲れた表情で溜息を吐いた。
「ふふ……それにしても、そんなに長い間離れていないのに随分と懐かしい気がするわね。ちょうど私も休憩時間なの。よかったら一緒にお茶でもどうかしら?」
「それじゃあ、せっかくだし……みんな、お言葉に甘えさせてもらおうか。」
「はい、ご一緒させてください!」
その後ロイド達は看護師寮の食堂でセシルと共にお茶をし、現在の支援課の状況を説明した。
「……それじゃあ、ティオちゃんとセティちゃん達はもう少しの間帰ってこれないのね。」
「ああ、色々と忙しいみたいでさ。きっと今頃、レマン自治州や故郷のユイドラでがんばってるんじゃないかな。」
「そっかあ……それじゃ、会えるのが楽しみねえ。ふふ、帰ってきたら色々と土産話を聞かせてもらわないと。」
「はは……そうだね。ティオ達もきっと、セシル姉に会えたら喜ぶと思うよ。」
微笑みながら言ったセシルの言葉にロイドは笑顔で頷き
「へえ……」
「ふぅん……」
「なるほどな……」
話を聞いていたノエルやワジ、リィンはそれぞれ頷いていた。
「な、なんだよ3人とも。」
その様子を見たロイドは戸惑った様子で尋ね
「い、いやあ……噂には聞いてましたけど、本当に仲がいいんですね。」
「なかなか間に入れなくてちょっと妬けるねぇ。」
「陛下から話には聞いていたけど、セシルさんにかなり甘やかされているんだな……」
「あ、あのなあ……」
3人の言葉を聞いたロイドは呆れて溜息を吐き
「ちっ、コイツはこれだからよ〜。普通、こんなお姉さんと子供の頃から知り合いってだけでもとんだラッキー野郎だっつのに。」
ランディは舌打ちをしてロイドを睨み
「ほんと、その通りよね……それが当然だと思ってたらいつかバチがあたるわよ。」
「うふっ♪ヴァイスハイトみたいに上手くやらないと、いつか本当に女性関係で酷い目にあうわよ♪」
ランディの言葉にエリィは頷い
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