外伝~ベルガード門の警備隊演習の参加要請~後編
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
は次々と戦闘不能になって地面に膝をついた!
「そこまでっ!!」
ロイド達全員が戦闘不能になったのを確認したルイーネは声を上げ
「アハハ…………案の定予想した通りになったわね……まあ、ギュランドロス相手によく頑張ったわよ、貴方達。」
その様子を見ていたエルファティシアは苦笑した後慰めの言葉をかけ
「つ、強すぎる……」
「これが噂の”六銃士”の力……」
「僕達とは次元が違う強さだね……」
「まさかここまで差があったなんて……」
「も、もう反則としか言いようがない強さでしたね……」
「こんな反則的な強さを持つオッサン一人でも恐ろしいのにそこにルイーネ姐さん達やあの局長達を加えたら、”無敵”としか言いようがないぞ……」
地面に膝をついたロイドとエリィは信じられない表情で呟き、ワジとリィンは疲れた表情で溜息を吐き、ノエルは苦笑し、ランディは疲れた表情で言った。
「ガッハッハッハッ!中々楽しませてもらったぞ!訓練も終わったことだし、一端司令室に戻って話でもしようや。」
そしてギュランドロスは豪快に笑った後提案した。その後エルファティシアの治癒魔術によって回復したロイド達は司令室に戻った。
「みんな、今回の演習、ご苦労様。お蔭様でパティちゃん達が育てた警備隊員達にも良い経験になったわ。」
「…………今回の演習のお陰で新たな課題が見つかりました。一応、礼を言っておきます。……ありがとうございました。」
「アハハ!それにしてもエルファティシア抜きの状態であたしとエル姉が育てた部隊の一部に加えてギュランドロス様と戦ったなんてやるじゃん!あたしもどんな戦いだったのか見たかったな~。」
ロイド達と共に司令室に戻ったルイーネはロイド達に微笑み、ギュランドロスに呼ばれて司令室に入り、ルイーネと並ぶような位置に移動したエルミナは静かな表情でロイド達を見つめて言い、パティルナは笑った後感心した様子でロイド達を見つめた。
「いえ……俺達の方も色々と良い経験をさせてもらいました。」
「ったく、どうやったらそんな無茶苦茶な強さを手に入れられるんだか……」
「同感よ……ヴァイスハイトといい、貴方といい、人間は時に私達でも予想できないような強さを手に入れるわね……」
ルイーネの言葉にロイドは会釈をして答え、ランディは疲れた表情で溜息を吐き、エルファティシアは頷いていた。
「クク、それは当然俺が”天賦の才”の持ち主の一人だからな!」
「普通なら傲慢としか思えないような言い方ですけど、司令が言うと何の違和感もありませんね……」
そして不敵な笑みを浮かべて言ったギュランドロスの言葉を聞いたエリィは苦笑しながら言った。
「おうよ!……ま、お前ら
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 ~小説投稿サイト~
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ