外伝〜ベルガード門の警備隊演習の参加要請〜中篇
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動を終えたエリィが放った魔術とアーツによる2種類の雷を受けて悲鳴を上げた後戦闘不能になった!
「そこまでだっ!!」
ミレイユ達の戦闘不能を見たギュランドロスは声を上げ
「……最初の方は押せていたけど、まだまだね………」
「いてて……さすがは特務支援課だぜ……」
ミレイユは悔しそうな表情で呟き、警備隊員は顔を顰めていた。
「凄い効率のいい戦い方だったな…………」
「ええ……さすがはあのエルミナ大尉が直々に鍛えているだけはありますね……」
一方ロイドは疲れた表情で呟き、ノエルはロイドの言葉に頷いた。
「ご苦労!お前達はエルミナの訓練に戻れ!」
「ハッ!……皆さん、また次に演習をする機会があればお願いします。」
そしてギュランドロスの言葉に立ち上がって敬礼したミレイユはロイド達に微笑み
「はい、その時はよろしくお願いします。」
「ったく、それ以上おっかなくなったら嫁の貰い手がいなくなるぞ?」
微笑まれたロイドは頷き、ランディは溜息を吐いた後からかいの表情でミレイユを見つめ
「よ、余計なお世話よっ!!……行くわよ!」
「イエス、マム!」
見つめられたミレイユは頬を赤らめてランディを睨んだ後警備隊員達を引き連れて去って行った。
「クク………あの2人が鍛えた部隊を破るとはなかなかじゃねえか。これなら面白い戦いができそうだな……!」
「………!」
そして好戦的な笑みを浮かべたギュランドロスの言葉を聞いたロイドは真剣な表情でギュランドロスを見つめたその時、ギュランドロスはロイド達の正面の位置に移動し
「さあ!これが最後の演習だ!最後はこの俺が相手だっ!!」
全身から膨大な覇気や闘気をさらけだして訓練用に刃が削られてある大剣を構えて叫んだ!
「くっ……!」
「っつ……!」
「なんて気迫……!」
「なるほど…………”暴君”の異名に相応しい気迫だね……!」
「凄いな……!正直、こんな気迫が人間が出せるのか疑わしいくらいだ……!」
「ったく、いい歳して張り切りすぎだろ、オッサン……!」
ギュランドロスの覇気を感じたロイドとエリィ、ノエルは表情を歪め、ワジとリィンは真剣な表情で呟き、ランディは目を細めてギュランドロスを睨んでいた。
「エルファティシアさん、ロイド君達の傷を回復してもらっていいかしら?ギュランドロス様に挑むのだから、そのくらいはサービスしてあげないとね?」
「……わかったわ。…………大いなる癒しの風!!」
ルイーネに言われたエルファティシアは頷いた後治癒魔術をロイド達に放って、ロイド達の傷を完全に回復した。
「さあ!お前達の”才”を俺に見せてみろ!特務支援課っ
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