第1話
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ユン老師から教えてもらった剣を失くした時に使う”第八の型”――――”無の型”の構えだったんだ。しかもパトリック達との模擬戦の時も”無の型”の技――――”破甲拳”や”落葉”も使っていたから、最初彼女が銃で戦おうとした時不思議に思ったんだ。」
「そ、そうだったのか!?」
「ちなみにレンがさっき放った剣技にリィンは驚いていたようだけど、何で?リィンも似たような剣技を使っているよね?」
リィンの説明を聞いたマキアスが驚いている中ある事が気になったフィーはリィンに訊ねた。
「”疾風”は”初伝”の剣技だけど、”疾風”の上位技にあたる秘技――――”裏疾風”は”中伝”以降の伝位を認められた者に伝えられている剣技なんだ。」
「ええっ!?そ、それじゃあレンさんは………」
「”八葉一刀流”の剣士としての実力もリィンよりも上……と言う事になるな。」
「フン……あの小物共も憐れだな。あんな無様過ぎる敗北をあのガキに思い知らされた模擬戦すら、あのガキは相当手を抜いていたという事になるからな。」
リィンの答えを聞き、レンが”八葉一刀流”の剣士としての実力もリィンより上である事を察したエマは驚き、ラウラは真剣な表情で呟いてレンを見つめ、ユーシスは呆れた表情で呟いてこの場にはいないパトリック達を憐れんでいた。
「クスクス、そろそろフィナーレにしてあげるわ♪」
するとその時レンは仕込み刀に膨大な闘気を纏わせて光の大剣と化させ
「!?な――――――」
レンが放とうとしている大技の正体を瞬時に察したラウラは驚きのあまり絶句した。
「煌めけ――――洸凰剣!!」
そしてレンは残像を残しながら一瞬で人形兵器達に詰め寄って光の大剣と化させた仕込み刀を叩き込んだ!レンのSクラフト―――洸凰剣によるダメージに耐えきれなくなった人形兵器達は全て光となり、消滅した!
「うふふっ、殲滅完了ね。……って、この台詞はユウナの台詞だったわね。いけない、いけない♪」
人形兵器達の消滅を確認したレンは小悪魔な笑みを浮かべて魔導杖をしまった。
「―――レン!先程の絶技……何故そなたが扱えるのだ……!?」
するとその時ラウラが血相を変えてレンに訊ねた。
「ラ、ラウラ?どうしたの?そんなに血相を変えて……」
「レンが最後に放った絶技――――”洸凰剣”は”アルゼイド流”の”免許皆伝”を認められた者達が扱える絶技だ………!」
「何だと!?」
「リ、リィンの”八葉一刀流”に加えてラウラの”アルゼイド流”まで扱えて、しかも銃や魔導杖も扱えるって、普通に考えたらありえなくない!?」
「そ、それにアーツを一度に2回も放っていましたけど、あれは一体どういう
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