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世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはA's 〜そして笑顔で〜
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が私と切り離して新たに再構築したので、存在し続けます」

「お前は!どうなるんだ・・・・ッ!」

「こうなるしか・・・・方法はないのですよ」

「ッ・・・・・・・・・」

「貴方にもわかっていたでしょう?でも、貴方には言えなかった。私が消えねばならない、と」

その言葉に、蒔風が目を閉じて天を仰ぐ。
そして首を戻して言う。

「その「闇」を消そうとしても、お前の核は傷つく。いや、お前の核ごと消すしかない。それほどまでに一体化してしまっている」

「その通り。ですから、貴方にお願いしたいのです」

「お前を・・・・消してくれと?」

「私には自己破壊の術がありません。高町なのは、フェイト・テスタロッサに頼もうかとも思いましたが、あの子たちには重すぎる・・・・」

「騎士たちは・・・・そのこと知ってんのか?」

「はい。ですから今は、主や他の方々が気付かぬよう、見ていてくれているはずです」

「・・・・・・・それを・・・・よしとしたのか?」

「いいえ。彼らは反対しました。してくれました。ですが・・・・」

「これ以外の方法は・・・・ない、か・・・・・」

「翼人であるあなたならば、私を消すことができるでしょう。そして、貴方の翼なら、私の「願い」を残してくれる」

「・・・・・・・・はっ・・・・結局はこうかよ・・・・・こうなんのかよ!?このためにオレを残したのか!?畜生・・・・・っちくしょ・・・」




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「う・・・・うぅん・・・・・・」

「・・・・・シグナム、はやてちゃんは?」

「眠っておられる。ほかは?」

「なのはちゃんもフェイトちゃんも眠ってるわ」

「そうか」

はやて宅
あのパーティーの後、なのはとフェイトはここに泊まっていくことにした。

シグナムとシャマルは他の皆が起きないように見張りをしている。
それは永く共にいた、夜天の書の彼女のために。


「でも・・・・ホントに消えちまうのかよ・・・・そんなのあんまりじゃんかよぉ・・・・・」

ヴィータが涙ぐむ。
大きなぬいぐるみを抱きかかえ、それに顔をうずませる。

「ヴィータ・・・・」

「おそらく、こうなるしかないのだろう・・・・・・・悲しいしいことだが・・・・・」

「蒔風は知っているのだろうな。だが、なにも言わずに出ていったということは、彼にもおそらく・・・・・」

「舜君は確かに強いわ。恐ろしいほどに。でも、決して万能じゃない・・・・・なんだか彼が「世界最強」って言うたびに、無理してるように見えるの・・・・」

「どういう
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