第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはA's 〜最終決戦、全力全開!〜
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攻撃が放たれていく。
故に蒔風は回避や防御はできても、攻撃に転じられない。
「おい!!あいつら終わった見てえだぜ?こんなんでいいのか!?」
「ふ・・・甘く・・・・見るなぁ!!!!」
ドバァ!!!!!
巨大な肉体が全身から光を発する。
その光は辺り一帯を白に染め、全員の視界を埋め尽くす。
「ッ!?これ・・・・は・・・・うわあ!!!」
「ヴィータッ!?グおっ!!」
「きゃああああ!!!!」
「シグナム!!シャマル!?ぐっ、ぬお!!!」
「フェイトちゃ、きゃあ!!」
「なのは!!はやて、こっちに・・・きゃ!!」
「フェイト!!うわっ!!ぐあああああ!!!!!」
「みんな!!どこに・・・きゃあああ!!!」
『くっ!主はやて!!!』
その閃光の中で、離れた場所にいるなのは達が次々と触手に叩きつけたれ隆起した地面へと落ちていく。
立ちあがろうとするが、腕や足ががくがくと震え、うまく立ち上がれない。
「なにを・・・・ぬぐっ!?」
その中で蒔風も触手に捕まり、振り回される。
爪を両足と両手でつっかえさせて挟まれるのを防ぐが、捕まってしまっていることに変わりはない。
そのまま触手は真っ直ぐに地面に向かい、蒔風を叩き付けた。
ボゴオ!!ボゴッ!!ドゴゴゴゴゴン!!!ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッン!!!!!
さらにいくつもの触手が蒔風の落ちた場所に叩き付けられ、まるで料理の際、肉を慣らすかの様に蒔風を潰す。
「舜・・・・・君っ!!」
「蒔風・・・・・」
ズルリ、と地面から蒔風が触手に締め上げられながら、再び「奴」の眼前に持ちあげられた。
「これで決まりだ・・・・お前が異質だというならば、俺もまた異質なのだよ」
そう行って「奴」が触手を遠ざけさせ、砲撃の準備に入る。
最初になのは達に撃たれたあの砲撃だ。
喰らえば蒔風でも助からない。
「逃げてえええええええええ!!!!」
「舜!!!そこから!!!・・・・・」
「お願い!!目を覚まして!!!」
「蒔風!!!おい!!!」
なのは達の叫びが聞こえるが、そんなものは意に介さない。
「さらば銀白の翼人、ファイナルカウントダウンだ」
ギイイイイイイイイイイイイイイイイ・・・・・・・・・・・
ッ、ドン!!!!!
「・・・−る・・・り・・・・く」
蒔風が何かをつぶやく。
ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!
そして砲撃が蒔風を触手の先端ごと吹き飛ばした。
だが、この場に残る闘気は消えない。
皆が願った思いは消えてない
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