暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはA's 〜最終決戦、全力全開!〜
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ブレイカー、WL!!!》


ドパウ!!!



なのはの砲撃も放たれる。
二つの砲撃がぶつかり合って、その接点から飛んでもない衝撃が生まれ大気が振動した。

しかし少し撃つのが遅かったためか、なのはの方が徐々に押されてきている。

「なのは!!」

「大丈夫!!!勝つよ!!レイジングハート!!!!」

《YES、マスター》


パアッ!!!


なのはの砲撃の先端に変化が起きる。
ぶつかり合っている本筋の砲撃から、触手のように魔力が枝分かれし、それが星光の魔王の星光の魔王の砲撃に突き刺さり、穴だらけにしていく!!!
そしてズバズバと糸で縫いとめるように浸食し、ついには星光の魔王自身にも到達する!!!

ドドドドドッドン!!!!

十ほどの枝分かれした砲弾が命中し、その体が揺れる。
さらに本番の砲撃が、穴だらけになった砲撃を引きちぎりながら迫ってくる!!!

「撃ち貫いて!!!」

《これで終わりです》


「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!!!!!!」


ドォォォォオオオオオオオオオオオン!!!!!!!


星光の魔王が爆散する。





そのなのはと爆煙の間に斜め上から、雷神の皇帝がレヴァンティンのシュランゲフォルムに押し込まれて落ちていく。

バチィ!!!

その連結刃を弾き、プラズマスマッシャーに酷似した射撃魔法を二、三十撃つ雷神の皇帝。
しかし

「ハァッ!!!」

ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!
バン!!バン!!バババババババババッッバンバン!!!!

弾幕ならぬ刃幕によってそれらすべて打ち消され、さらに追い詰められる雷神の皇帝。

「このように動きを制限さえしてしまえば!!!」

ゴォウ!!!
雷神の皇帝がこの刃幕から逃れようと先ほどの超スピードで姿を消す。

だが

「どれだけのスピードで動こうと、その動きを予測することはたやすい!!!テスタロッサ!!!!」

「はい!!!!」


ガキィ!!!


フェイトが雷神の皇帝の肩にバルディッシュザンバーフォームを押し当て、さらにデバイスを掴んで動きを封じる。


「バルディッシュ!!!斬り裂いて!!!」

《イエッサ!!プラズマザンバー!!!》


ジュカッ!!!!


雷神の皇帝の動きが止まる。

フェイトがバルディッシュを斜めに振り下ろし、振り返る。
そしてそのままゆっくりと離れていく。


《アサルトフォーム》


ガシュッ!ガチン!!!


「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」



ドォオオオン!!!
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