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世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはA's 〜決戦前に元通り〜
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いうのか!オレは!!」

「はやてちゃん・・・・」

「蒔風・・・・」


マテリアルたちは離れて行き、「奴」のそばへと飛んでいく。
だが、その「奴」の表情はスッキリしていない。

「・・・・・・・世界の崩壊が始まらない・・・・・ッ!?なんだ・・・・この感覚は・・・・まさか!!!!」




カァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!



「奴」の反応と共に、上空に光の球が生まれる。
銀白に輝くその光は、あまりにも美しく輝き、辺りを照らしだしていた。


「まったく・・・・これじゃ管理局に「翼」が知られちまうじゃねえか・・・・」


その球が翼のようにグググッ、と開かれ、最後には一気に開かれた。


パァァァアアアン!!!!


「でもま、別にいいよな!!!」


「蒔風!!!」

「舜!!!」


「蒔風ぇ・・・・・」


そこにいたのは、蒔風舜。
外見は十九歳。
小さくされていたその体が、ついに本来の姿へと戻る!!!


「ふえええ!?しゅ、舜君!?」

「なんでおっきくなってるの!?」

「え?え?どうなってるんや!?」


三人も驚く。
その三人はと言うと、なのはは肩に担がれ、フェイトは脇に抱えられ、はやては背中にしがみつかせている状態だ。

「お前二人は知らないか?これが俺の本来の年齢だっての。ってかなのは!!お前最初の時に説明してたの、忘れてたのかよ!!」

「にゃ、にゃはは・・・・でも・・・」

「大きい・・・」

「凄いなぁ・・・この翼とか・・・・」



「蒔風・・・・戻ったか!!!」


なのは達とみんなのところに戻り、集合する蒔風たちに、「奴」が期待していたと言わんばかりに言った。

「こうでなくては・・・・ガキの姿の貴様などつまらんからな。お兄さんが思う存分潰してやるからな!!!」


その言葉に蒔風が、ニヤリと笑ってこう答えた。


「へっ!!な〜〜にいってんだ!!これが本当の姿なんだからよぉ!!これからが本番だ!!!」

バッ!!と翼と共に両腕を広げて蒔風が宣告した。



「こっからがクライマックスだぜぇ!!!みんな!!行くぞ!!!」


「「「「「おおおおおおおおおおおお!!!!!」」」」」



翼人・蒔風の真の姿が現れる
ここからが本番

しかして相手も尋常ならざる者達


この決着は、ここで決まる






to be continued


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