暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはA's 〜夢で逢えたら〜
[3/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
もない」世界が大好きだ!!!
きっとこんな時間はずっとずっと続いていく!!!



































・・
・・・
・・・・
・・・・・・
・・・・・・・・






本当に?







「ここは・・・・本当なのか?」

「え?」

「何か忘れてるんだ・・・・・」

「蒔風・・・・・」

「そうだ・・・・忘れてる・・・・・なんで忘れてんだ・・・・」

「ふ・・・・」

「そうだよ・・・なんで忘れてたんだ?」

「へ、さすがだな」

「忘れるわけもないはずなのに・・・・な」

「やっぱこうなるか」

「俺の現実は・・・・・こっちだ」




ズゴオッ!!!!!




蒔風が自覚する。
その瞬間に、周りの景色が崩壊した街に塗り潰された。


「思い出したのか?」

「ああ・・・・完璧にな・・・・」

「そっか・・・・」

振り返るとみんながいた。
頭に包帯を巻き、煤が頬につき、服は所々千切れている。

崩壊した街、ひび割れた空。
それは「奴」の襲撃の悲惨な爪痕だった。

「ゲームとかマンガみたいなこと・・・・起きちまったんだな・・・・」

「そうだな・・・・」

「なあ、今ここってどうなってんだ?」

「ここは闇の書に蒐集されたお前の情報から得た世界だ」

「じゃあ・・・・幻想なんだな?」

「そうとも言えないさ」

「え?」

「お前と言う情報をもとに数多の世界に検索をかけて見つけ出した世界の情景がここにある」

「つまり、ここは幻想でありながらもお前のいた、元の世界なんだよ」

「なあ・・・・・このまま一緒に遊んでようぜ」

「そうだよ。おまえ、このお話には本来登場してないキャラじゃないか」

「お前がいなくても「高町なのは」や「フェイト・テスタロッサ」はどうにかしてくれる」

「この世界ではあいつらアニメになってんのも、思い出してんだろ?」

「ああ・・・どうなるかもな・・・・」

「だったら・・・このままいようぜ・・・・」


そんな友の誘い。

たしかにそうだ。
蒔風はいなくても物語は回る。
だったらここで幸せな世界にいてもいいじゃないか。
今まで散々つらかったんんだ。
何度だって死にかけたんだ。


ここで幸せなままでいても、いいじゃないか。


しかし



「仲間が・・・待ってるんだ」

蒔風が言った。

「俺が戻ると信じて、
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ