第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはA's 〜一方の視点、そして暴走の始まり〜
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ああああ!!!」
二人の変身魔法が解ける。
そしてそこにいたのは
「やっぱりか・・・・リーゼロッテ、リーゼアリア・・・・」
クロノが残念そうな声を出す。
「もしかしたらと思っていた。だけど、そうではないと願っていた!!」
「闇の書の封印・・・か」
そこにユーノからの連絡が入る。
『クロノ、映像の解析、できたよ。あの制服は・・・・ギル・グレアム提督のものと一致した』
「ありがとう、ユーノ。君もなのは達の助けに入ってくれ」
そういって通信を切るクロノ。
「・・・説明する・・・必要はないみたいね」
「まさかクロスケがここまでやるなんてなぁ〜」
「一人でも鍛錬を怠るなと言ったのは君たちだ」
「目的は闇の書の完全封印。おそらく、最初からはやてが闇の書の主だと知っていたな?」
蒔風の糾弾に、彼女たちが口を閉ざす。
『いいんだ、話しなさい』
そこに映像が入る。
そこに映っていたのはギル・グレアムだ。
「でも、父様!!」
『彼らは、もうおおかたの事は知っているだろう。隠しても無駄だよ』
「・・・はい・・・・」
「提督、あなたは独自に闇の書の調査をしていました。そして八神はやてが今代の所有者であることを突き止めていた」
『そうだ。あの子の父の知人を名乗って、資金援助もした・・・・私は、これが運命だと思ったんだ。孤独な子ならば、例え封印されても悲しむ人は比較的少ないとね・・・・・欺瞞だな・・・偽善だな・・・・』
「そうだな。それが偽善で欺瞞だ」
「でも!!あの書のせいで何人もの人の命が!!・・・あんたの父さんだって!!」
「それとこれとは関係ありません!!!たとえ誰かが犠牲になったからと言って、あの子がいなくなってもいい理由にはなりはしません!!!まだあの状態ならば、封印されるほどの罪は犯してない・・・・そんな子を!!あなた達は!!!」
「法だとか!!そんなこと言ってられるものじゃないんだよ闇の書は!!!今やらなきゃこの世界だって消える。あの子にはかわいそうだけど・・・・そのためにこの世界が消えてもいいの!?」
そんなロッテの言葉に、クロノが反論しようとするが、それよりも早く蒔風が言葉を発した。
「そんなわけあるか!!!!だけどな、誰かが失われて誰かが助かるなんて、俺はそんなのはもう見たくない!!!ああ、そうさ!!綺麗事だよこれは!!!闇の書を止めて、はやても救うなんて、現実的じゃないかもしれない。でもな、それを為すために俺は力を持ってんだ!!クロノはここまで強くなったんだ!!なのはとフェイトはあそこで踏ん張ってんだ!!封印するならその後にしろ。そこで見ていてくれ。俺たちのなすことが、ど
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