第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはA's 〜一方の視点、そして暴走の始まり〜
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あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
はやての慟哭が、闇夜に響く。
そこで男たちはその場から離脱し、変身を解除した。
と、同時になのは、フェイトを束縛していた結界をバインドが解ける。
「はやてちゃん!!」
「はやて!!!」
二人が名前を呼ぶが、届かない。
はやてが、闇の書が覚醒する。
その体が闇に染まり、闇の書の管理人格の姿に変化する。
それはもはや、はやての面影などなくなっていた。
「主は・・・悲しんでおられる・・・・」
「はやて・・ちゃん?」
「主は・・・自分の愛すべき騎士たちをいなくなった現実を、悪い夢であるように願った。私はそれを体現しよう・・・・愛すべき、主の願いを成し遂げよう」
「はやて!!!」
「そして・・・・騎士たちを傷つけたものには罰を」
《Diabolic emission》
「「!!??」」
闇の書の管理人格が手を上げる。
その手の先に濁った黒い球体が生成された。
「デアボリック・・・エミッション」
ズゴォ!!!!
空間魔法がその場を包む。
なのはとフェイトを、騎士たちを追い詰めた存在として管理人格が牙を剥いた。
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そこから離れたビルの屋上。
そこで仮面の男二人はその光景を眺めていた。
「あの二人・・・もつかな?」
「闇の書が完全な暴走状態に入るまで持ってもらえれば・・・それまで・・・・」
ギュオッ!!バシィ!!!
その瞬間、地面から伸びた青い魔力光の縄が二人を締めあげ、拘束した。
「ストラグルバインド・・・強化魔法を無力化するバインドだ・・・あまり使い勝手はよくないけど・・・こう言う場合は役に立つ」
その背後からクロノ・ハラオウン執務官の声がした。
二人が振り返り、その姿を確認する。
クロノが言葉を続けた。
「君たちみたいな、変身魔法を強制解除するからね」
「くっ!」
男が魔法がインプットされたカードを取り出し、この場を脱しようとする。
「動くな」
しかし、それもかなわない。
蒔風がカードを取り出すよりかも一瞬早く、地面からビルの屋上のフェンスを飛び越え着地し。十五天帝すべての刃が二人の首筋にあてられていた。
「くそ・・・・くあああああああ!!!」
「ぐあああああ
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