暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはA's 〜悪魔の正義〜
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・よく見えなかったけどよ・・・・あの服、管理局の制服じゃねえのか?」



ヴィータの言葉がその場の蒔風たちを糾弾するように響いた。


「そうか・・・我らは騙されていたということか・・・闇の書の封印・・・確かに、その可能性を考えなかった我らが愚かだった!!!」

「おまえら、少しはいい奴らだと思ったのに!!あたしたちをだましてたんだな!!!!」


「違う!!俺たちは!!!!」


「黙れ!!!!!!!もはや信用ならん!!!!このまま主を封印させてなるものか・・・・完成さえすれば、主は救われるのだ!!!!主はやてを救いに行くぞ!!!ヴィータ、シャマル、ザフィーラ!!!!」


「「「おう!!!」」」


「待っ・・・・・」






ドゴン!!!!




マンションの一室から爆発が起き、騎士甲冑を纏った四つの人影が飛び出していった
そしてその後を一つの影が追っていく。


それを確認し、シグナムがその人影を食い止める。

『シグナムッ!?』

『先に行け!!こいつは私が食い止める!!!』

『わ、わかった!!!』



ヴィータ達が病院の方に飛んでいく。
それを見た人影、蒔風がシグナムに訊く。

「お前!!本当に俺たちがそんな奴らに見えんのかよ!?冷静に考えてくれ!!あれは・・・」

「もはや・・・なにも信じられん!!!お前たちがそうでないとも思っているが、もしかしたらとも思っている!!そんな輩と、一緒にはいられない!!!!」


ガキィ!!!


シグナムが蒔風を押し返し、開翼した蒔風が宙に立つ。

「・・・・いくら翼人でも・・・今の私を止めることなどできないぞ」

「止めるんじゃない。助けるんだ!!!」

「う・・・うおおおおおおおあああああああああ!!!!!」

「ああああああああああああああああああああ!!!!!」

シグナムが涙を流しながら斬りかかってくる。

蒔風がそれを「風林火山」で受け止める。
すでに組み立てされており、「風林」「火山」が両手に握られていた。


と、マンションの駐車場から、一台の車とバイクが飛び出していった。

車の方にはなのはが乗って、運転しているのは人型の白虎だ。
バイクにはフェイトが後ろに乗り、同じく朱雀がハンドルを握る。


そのなのはとフェイトに蒔風が念話で交信する。

『お前ら!!すずかとアリサを拾ってけ!!!』

『え!?すずかちゃん達を!?』

『どうして?』


『お前たちが病院に言っても、はやては魔法のこと知ってるし、相手がお前らじゃ戦闘になっちまうのが落ちだ!!だけどすずかの友達って言って病室に先に入っちまえば、あいつらも
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