第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはA's 〜闇の書の真実〜
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破壊の嵐となる。
無理に外部から介入すると、主を吸収して、転生して逃げてしまう機能まである。
「と、いうことなんだ・・・だから、闇の書の永久封印は、事実上不可能と言われているんだ」
「・・・・・」
「ヴィータちゃんが言ってたのはそういうことだったんだ・・・」
「確か幻影に気付いたのもヴィータだったな。なかなかに鋭い」
「でも・・・どうするの?」
「たしかに・・・・元のプログラムに書き換えられるのははやてだけだ・・・・」
「でも、完成させないと接触できないし、完成したらはやてちゃんは飲み込まれちゃう・・・」
「・・・・・・・あの男はこのことを知ってんのか?」
「そういえば・・・・・」
「今の情報だと、封印できんのは完成直後ぐらいだ」
「そう・・・なるかな。暴走状態になった瞬間にどうにかするしか・・・」
「確かあいつ、「いずれわかる。我々の行動が正しかったとな」って言ってたけど・・・」
その言葉にユーノがまさか・・・と言葉を漏らした。
「仮面の男の目的は・・・・闇の書の封印?」
「だったら説明がつく。シャマルの援護、はやての誘拐、完成の手助け・・・」
「でも、その状態で封印したら!」
「間違いなくはやてごと封印になる・・・しかしどうやるつもりだ・・・よほど大きな組織でない限り、あれを封印する物なんかできないぞ」
「それに、そんなものが作れるような組織なら、闇の書の力を得ようとするはず・・・」
「でも、ユーノ凄いよ。よくここまで調べたね」
フェイトがユーノに称賛を贈る。
「いや、あの無限書庫は凄いよ。調べれば知りたいことはちゃんと出てくるし」
「すげえ・・・あれだけの蔵書をよく調べたな」
「今度ゆっくり整理しに来ないかって、無限書庫の司書の人に呼ばれちゃったよ」
「おおーー」
「でも、大変だったよ。リーゼさんたちは途中任務で出かけちゃうし、ロッテさんなんか、大怪我してきちゃって」
「大丈夫なのか?」
「うん。頭に包帯巻いて、右腕を吊っていたけど、全然大丈夫だって」
「・・・・よかった」
バタン!!!
そこで玄関が勢いよく開き、シグナムたちがクロノと共に帰ってくる。
「また逃げられた!!!」
「シグナム!ちょうどいい。今ちょうどユーノが」
「それよりも!!!あの男から贈り物だ・・・一体何が映ってるのか・・・・くそっ」
そう言ってシグナムがクロノの持つ物を指さす。
クロノの手には1枚のカードがあった。
おそらく映像がその中に収められているのだろう。
それをモニターに写し、みんなで見る。
「ユーノ
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