第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはA's 〜闇の書の真実〜
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浸食されて死んだらそれまでだから・・・あとどれくらい持ちそうだったんだ?はやての身体は」
「あのとき見たら・・・あと・・・ひと月は・・・もしかしたら、もっと短いかも・・・・」
「ひと月か・・・・・なあ・・・・そういえば、はやてには蒐集の事とか伝えられたのか?」
その言葉にシグナムが唇をかみ、ザフィーラが答えた。
「いや。お伝えする直前に、あの男が来たのだ。「盾の守護獣」が・・・聞いてあきれるな・・・」
「落ち込むなって」
そこでクロノが立ち、今後の方針を伝えた。
「では、これより我々アースラは八神はやての保護と、仮面の男の追跡を最重要任務とする!!はやての居場所は、わからないんだよね?」
「ああ・・・闇の書でつながってるから無事なのはわかるけど、それ以外はわかんねー」
「あの・・・クロノ。シグナムさんたちはこれから・・・・」
フェイトが心配そうにクロノに訊いた。
そんなフェイトを見て、クロノがほほ笑んだ。
「大丈夫だ。今彼らがここにいることは、ここにいるみんなと、母さんとエイミィ、ユーノしか知らない」
その言葉に、みんなが目を丸くする。
「クロノ、お前なんか変なもん食べたか?」
「クロノ君、どうしちゃったの!?」
「クロノ、熱があるんじゃ・・・・」
蒔風なのはフェイトの順で次々とクロノの身体をベタベタ触り、異常がないか確認し始めた。
「なにもないっ!というか、僕がこういうことをするのがそんなにおかしいか!?」
その言葉に3人が同時にうなづく。
「クロノはもっと報告とか真面目にしてるかと・・・」
「クロノ君ってルール順守な人ってイメージがあるから・・・」
「クロノはもっとお固くて、融通の利かない子だと思ってましたっ!!!(バシィ!!!)なんで俺だけ!?」
「失礼だぞ君たち!僕だって報告すべきか悩んだけど、これが彼ら的にも一番いいと考えたんだ!!」
「確かに、このまま管理局に行け、と言われたらこの場から脱走して主を探し始めてた自信があるッ!!」
「確かにそうだけど・・・シグナム、ちょっとテンション高くねえ?」
「何を言っている!!この状況で、落ち着いてなどいられるか!!!主はやてがいまどのような状況に置かれているか・・・・できることなら今すぐにでも・・・・・っ」
「ああ。だからこちらと連携がとれるようにした方がいいと思ったんだ。それに、今ここから離れろ、なんてことは・・・・言えないよ」
「クロノ君・・・」
「クロノ・・・」
「クロちゃん・・・・」
「その呼び方は止めろ!!!」
「「「「クロちゃん・・・・」」」」
「ほら見ろうつったぁ!!!」
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