第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはA's 〜やっとお話しができるの〜
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ーダー「烈火の将」シグナムが敗れ、さらにあれだけの力を見せつけられては、抵抗するだけ無駄という結論に至った。
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「おいっす!!俺、スッキリ!!!」
ツルン、とした顔をして、蒔風がみんなの前に来た。
ちなみにここはフェイトの自宅、現地本部のリビングだ。
シグナム達は特に大きな枷はさせられておらず、簡単な手錠をかけられただけだ。
「でもまあ、ごめんなさい。まだ痛いとこないか?あったら言ってくれ。本当にごめん。あんなんにつきあわせちまって・・・・」
そう言ってシグナムに頭を下げる蒔風。
「あれは・・・仕方のないことだ・・・・」
「そう言ってもらえると助かるけど・・・・」
蒔風がシグナムにもう一度頭を下げ、着席した。
「さて、君たちの話を聞きたい。まず・・・一応名前を」
クロノに促され、皆自己紹介をしていく。
「烈火の将・シグナム」
「紅の鉄騎・ヴィータだ」
「蒼き狼・ザフィーラ」
「風の癒し手・シャマルです」
「よろしく」
「あ、ああ・・・」
握手を求めるなのは達に困惑しながらも、自己紹介を終えた。
「やっと名前が知れたよ〜・・・え?シャマル?」
シャマルの自己紹介に、蒔風が反応した。
シャ○先生監修料理教室
↓
シャ○(ポーン)
↓
シャマル?(ピーン)
↓
シャマル!!(ピンポーン)
「あんたかあああああああああ!!!!!!!!」
「きゃあ!?な、何がですか!?」
「なあ・・・この人の料理、どんなだ?」
そう残りの三人に蒔風が訊くと、三人はそろって視線を逸らし、何も言わなくなった。
「なんで!?なんでみんな何も言わないの!?何か言ってよ〜!!」
「やっぱりか・・・・」
「ち、違いますもん!!私、料理下手じゃないもん!!!」
(((((下手なんだな)))))
この瞬間、皆の想いが一つになった。
「ま・・・まあ、それは置いといて」(置いとかないで〜〜)
「闇の書を完成させようとした理由、教えてもらいたい」
「・・・・わかった。話そう・・・・」
シグナムが口を開いて話し始めた。
それは幸せな、そして残酷な話だった。
彼らの主は、まだ小さな少女だ。
彼女の誕生日に闇の書が反応し、ヴォルケンリッターは彼女の前に姿を現した。
この魔法文化のない世界の住人の少女は、シグナムからの説明に戸惑いながらも、最後にはこう言ってくれた。
「じゃあ、今か
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