暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはA's 〜迫る戦いのときなの〜
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を合わせ、一斉に降り注いだ!!!


「させん!!!」

ザフィーラが一歩前に出る。
そして腕を突き出し、目の前にバリアを張ってそれらを防いでいった。


バキンバキンバキンドドドドドンッ!!!!


魔力刃がバリアに当たり、爆散する。
だが、すべては防げなかったのか、三本がその腕に突き刺さっていた。


「ザフィーラ!!」

「大丈夫だ。この程度では、効かん!」

バキン、と腕の筋肉を絞り、魔力刃を砕くザフィーラ。
それを見つめるクロノ。

そしてクロノが腕を上げると同時に、離れて言った武装局員の準備が整い、すぐさまに結界が展開された。


「これは!?」

「俺たちを閉じ込めるつもりのようだ」

そう言って身構える二人。


クロノがビルの屋上に降りる。
そこには二人の魔法少女と一人の使い魔が。

「二人とも、危なくなったら助けるからね?」

「うん、大丈夫」

「今度は・・・負けない!!」

「さぁって、あたしもあいつに用があるしね!!」

そう言ってなのは、フェイト、アルフが上空の二人を睨みつける。



と、そこに結界を突き破ってシグナムが乱入してきた。

「ふう・・・何とか誘導成功、だな」

蒔風がなのはたちの隣に着地する。
どうやら結界の上部に立って、シグナムをおびき寄せていたらしい。


「あとは、任せる」

「あと一人を探さなくちゃならないしね」

「うん。まかせて!」

「行こう、なのは!!」


「レイジングハート・エクセリオン・・・」
「バルディッシュ・アサルト・・・」


「「セーーット、アップ!!!」」


そうして新たな相棒を手に、二人の魔法少女が戦いを挑む。


「この結界じゃ逃げらんねえ。それにあいつらのデバイス・・・」

「強化してきているようだな。油断するな」

「だが、我らにはなすべきことがある」

「「「我らが主のために、いかなるものでも打ち倒す!!!」」」





「僕たちは残りの一人、または主を探そう」

「おっけ。オレはこの作戦の関係上、あまりここから離れたくないから・・・」

「僕が外、君が中だな。ここからはどれくらいまで離れられる?」

「ざっと六十メートルくらい。それ以上離れると弱まっちまう」

「わかった。じゃあ行こう」

「ああ。この事件を終わらせような」

「「誰の悲劇も起こさないままに」」

蒔風とクロノが腕を一回組んでその言葉を言い、離れて行った。



各々の戦いが始まる。

そして・・・・





「ここまで大きく管理局が動くと厄介だ・・・少し手を出そうか」


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