第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはA's 〜拠点と接触と共闘なの〜
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ら存在した騎士だね」
「じゃあ・・・本当に・・・」
「それを信じるかどうかは君だよ。まあ?こんな胡散臭い男は信じないに限ると思うにょ?にょにょにょ〜〜」
「・・・・・じゃあな」
ヴィータは蒔風のうやむやな感じに、もうどーでもいいや、といった感じになり、その世界から去って行った。
あとには蒔風が残される。
「ふう・・・誰も殺してないし、殺すつもりもない、か。しかもそれは主のためにね。いい奴らだ。まあ話してはくれないだろうしなぁ〜」
そういって蒔風が空を仰ぎ見る。
「ま、華のあるいい戦いしたし、いい気分だ・・・だからお前らいらないよ」
ドゴォン!!!!
地盤を砕き、一斉に巨大ガメたちが襲いかかってくる。
五、六体はいるだろうか。サイズは最初にヴィータが倒してた物と同じだ。
それらが地盤から勢いよく飛び出し、そのまま蒔風を圧殺しようとする。
が、しかし、蒔風の眼が薄く開かれ・・・・・
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そこから数百キロ離れたある場所。
広大な荒野の世界。
風の吹く音しか、今はしない。
・・・・・・ドォン!!・・・・・・・
何処か遠くでとんでもでもなく大きな音がした。
ここではそこまで大きな音ではないが、少しだけ衝撃がここまで伝わった。
それは風となって、そこに咲く小さな花を揺らした。
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蒔風の周囲に先ほど襲いかかってきた巨大ガメが転がっている。
ある者は甲羅を砕かれ、ある者はひっくり返り、ある者は四肢をだらりと下げて、気絶している。
それらに一瞥し、蒔風も世界を去る。
[Gate Open]
世界名が告げられることなくゲートが開く。
そこをくぐって蒔風もいなくなる。
とりあえずの接触はした。
さて、この物語はどの方向に歪むのか。
to be continued
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