第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはA's 〜運命ーを連れーて行く・・・違ったの〜
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いようによっては危険なロストロギアだ。どちらにしろ、話は聞かないといけない」
「それにこの事件、多分私たちアースラが受け持つことになりそうだし」
そこでリンディが当面の問題を言った。
「そうなのよねえ・・・でも、アースラは今整備中だし・・・」
「地球は管理外世界で、行くのには時間がかかる。何かあった時に・・・」
そこで蒔風がぽろっと、言った。
「みんなでくりゃいいじゃん。現地に住んでさ」
「あ」「え?」「あぁ〜〜」
皆が納得したような声を出した。
「そうね、そうしましょうか。でも、まだうちの担当になるかどうかわからないし」
「なるさぁ。だって」
「だって?」
蒔風が指を頭の上でくるくる回しながら言った。
「主人公達が出会ったんだから」
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「クロノ、会わせたい人って?」
「ああ、この部屋だ」
蒔風がクロノに連れられて来たのは応接室のうちの一つだ。
その中に案内されるまえに、蒔風が止まった。
「待てクロノ。俺はもう学んだのさ・・・」
「何を?」
「この扉がスライド式だと言うことをな!!!!(ドドーーーン!!!)」
「・・・・・・・・はぁ」
「だから今度はさっきのリベンジだ」
「待て舜!!また壊す気か!?」
「そうはしない・・・ふむ、やはり立っても開かないか・・・よいしょ、ッ!?」
蒔風が扉をスライドしようとしても開かない。
どうやっても開かない。
「バカな!!!こうまでしても俺様を拒むか!!!」
ちなみに蒔風がスライドさせているのは右から左だ。
この扉は左から右に開く。
「舜・・・・」
「ぬおおおおおお!!!!な、なんだクロノ!!」
「この扉は魔力に反応して開くんだ。それとは違う力を持つ君が開けないのはそのせいだと思うんだけど」
「そ、そうなの!?じゃあ・・・こうか?」
蒔風が魔力を生成し、扉を開く。
部屋に入ると、ひとりの老人・・・と言うよりも、紳士と言うべき人物が立っていた。
ひげを蓄え、優しげな眼をしていた。
「舜、こちらはギル・グレアム提督。かつては艦隊指揮官、執務官長を務めた、歴戦の勇士だ」
そう言ってクロノがグレアムを紹介する。
「はっは、そうおだてないでくれクロノ。照れてしまう。それにしても面白い子だね」
「へぇ・・・この人がクロノの師匠っていう?」
「ああ。執務官研修を担当していただいたんだ」
「どうも、初めまして蒔風君。ギル・グレアムだ。君の
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