第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはA's 〜運命ーを連れーて行く・・・違ったの〜
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う言ってお互いの手を取る二人。
そして話が盛り上がっていく。
「そういえば、フェイトちゃんを途中で助けた人がいたよね?」
「あ!!!そうだ!!なのは、帰ってきたんだよ!!!」
「え?」
舜が帰ってきたんだよ!とフェイトが言おうとし、「しゅ」のところで扉がガタガタとなりだし、ゴガガガガ、と振動し始めた。
『おかしい・・・引いても押しても開かんだと!?』
扉の向こうから声が聞こえる。
ちなみにこの扉はスライド式で、人が近づくと勝手に開くはずなのだが・・・・
『おのれこの扉野郎め、そこを開いて人を招き入れるのが貴様の機能のくせに、なんでそれもできないんだよ・・・・ひ、ら、け!!!(ドゴガン!!!)』
扉の向こうから声が聞こえてきて、散々騒いだ挙句にあろうことか扉を蹴り破ってきた。
本来開かない方向に開かれた扉は、バタン!!と部屋の中に倒れ、そこを開けた。
そして壊れた扉の構造を冷静に見直して、扉を蹴破った蒔風がふっ、と頭を振って言った。
「あ、あんたが開かないから行けないんだからね!!!」
訳のわからないツンデレである。
いや、ツンデレですらもない。
その蒔風につかつかとフェイトが歩み寄って、その頭を蒔風の脳天から拳を振り落として殴った。
「オゴゥ!?」
「何やってんのかな?舜」
「ま、待てフェイト・・・オレはなんか暗そうな雰囲気だっとこの場をどうにかしようとだな!!」
「どっから聞き耳立ててたの!!!!!」
「え?モチ最初から。その質問は「最初からじゃねえか!!」のベタな・・・待て待て待て!!わかった悪かった俺が悪かった今度は普通に開くからゴォウ!?」
もう一度フェイトが蒔風の後頭部をはたき、粛正した。
「フェ、フェイトちゃん?それに・・・舜君!!!!」
「おう、久しぶりですの。蒔風君だよ〜。元気?ってもんでもないかな?」
「うん・・・」
「ま、あのままだったらリンカーコア全部取られてたな。あの騎士、やりよるのう」
「舜はあの人たちのこと知ってるの?」
「それは全員集まってからだ・・・・噂をすれば、だな」
そのときちょうど扉があった場所に、リンディ、クロノ、ユーノ、アルフ、エイミィが入ってきた。
「蒔風君、元気だった?」
「ま、元気ですな。この姿以外は」
「また「実年齢は〜」とかですか?」
「なんでそれだけ信じてくれないの?」
「なんとなくです」
「そんな〜〜〜〜」
そしてエイミィに挨拶をする。
「どうも、久しぶり」
「ほいほいお久しぶり〜。クロノから聞いたよ〜?翼人なんだって?」
ビシリ、と蒔風が固まる。
そしてぐるりと
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