暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦艦ナデシコ
1396話
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EED世界でも売られており、ラクスに勝るとも劣らぬ程の人気歌手となっている。……いや、SEED世界のナチュラルの中に、どうしてもコーディネイターに対する嫉妬の感情がある以上、場所によってはラクスよりも圧倒的に上の存在となっている事もあったりする。
 ……そこまでいかなくても、ラクスの場合は外交官としての仕事もあって歌手としての活動に専念出来ていないというのも事実だ。
 100%歌手として活動しているシェリルに比べると、どうしても不利になるのは間違いないだろう。

「あ、そう言えば……ミーア・キャンベルって歌手がSEED世界で少し有名になっているわね。ラクスと似た声の持ち主だって。……まぁ、歌自体はラクスよりも派手な感じで、ダンスとかパフォーマンスとかで差別化を図ってるらしいけど」
「ミーア・キャンベル、か」
「うん? アクセル君、知ってるんですの?」

 あやかの言葉に頷きを返す。
 当然俺はその名前を知っていた。
 今はもう俺の中にあった原作知識の類は殆どが聖杯によって消し去られてはいるのだが、それでも現在までに関与してきた中で俺の中に原作知識のあったものに関してはそのまま残っている。
 である以上、当然SEED、その続編のDESTINYの原作知識は残っている。
 その中で、ミーアキャンベルというのはDESTINYの中ではかなり重要な役所だった人物だ。
 ラクスそっくりの声を使い、隠居状態だったラクスの代わりにラクス・クラインとして歴史の表舞台に立った人物。
 最終的にはデュランダルに用済みと判断され半ば隠居状態になり……命を失う事になる。
 だが、この歴史では大きく違っていた。
 何故なら、そもそも大前提としてラクスがまだ表舞台に立ったままだからだ。
 他にもプラントの最高評議会議長が未だにアイリーン・カナーバだったりするのも影響している。……そもそも、デュランダルが実行しようとしていたデスティニープランに関しても既に判明して、デュランダルに釘を刺しているしな。

「うーん、そうね。じゃあ久しぶりにSEED世界に行ってみようかしら。……ねぇ、アクセルも来ない?」
「は? 俺もか?」
「そ。たまには息抜きとかでもいいでしょ?」

 うーん、そこまで言われる程仕事をしているつもりはないんだけどな。
 基本的にシャドウミラーの運営はエザリアに、技術班はレモンに、実働班はコーネリアに任せてあって、俺は報告書を読むだけだし。
 勿論何か気になる事があればそれぞれに聞くけど、そもそもエザリアを含めた三人は政治的な能力だったり、新技術を開発する能力だったり、実働班の訓練をして統率するという意味では、俺よりも能力は高い。
 そしてシャドウミラーに対して何か裏切り行為を働くような真似はまずしないだろうし、一件シャドウミラ
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