機動戦艦ナデシコ
1396話
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、ニヴルヘイム等々。
「ええ。最近有名になってきたグループよ。……ただ、有名になってきただけに、こっちの世界まで来る事が出来るかどうか分からないけど……まぁ、駄目元で出演を打診してみるわ。向こうも他の世界でライブをやるというのは、願ってもない事でしょうし」
「……まぁ、普通はやろうと思ってはいそうですかとはいかないしな」
クッキーを手に、スレイが呟く。
スレイの言う通り、マクロス世界ではある程度シャドウミラーはオープンな存在になっている。……そもそも、シャドウミラーで自治都市を運営してるのだから、嫌でも目立つのは事実だが。
で、当然異世界の存在が作った都市という事で、マクロス世界では多くの客がやって来ており、一種の観光名所と化している。
だが普通の人で来る事が出来るのはそこまでであり、ホワイトスターに向かうには厳しい審査が必要となっていた。
ホワイトスターでその人物が問題を起こせば、連帯責任としてその世界そのものにペナルティを科す事になるのだから厳しくなるのは当然だろう。
つまり、ホワイトスターどころか他の世界にはそう簡単に行く事は出来なくなっている訳だ。
そんな時に他の世界でライブをやるとなれば、それは当然注目を集める事になる筈だ。
その辺を考えると、多少無理をしてもライブに参加させて欲しいと言ってくるような気もするが……
場所の問題も、マクロス世界だとフォールドとかあるからそれ程問題にはならないし。
いや、惑星の近くに直接フォールド出来ないとか、フォールド断層があったりとか、色々と問題はある転移方法ではあるんだけど。
それでも現在シャドウミラーが色々と関係している世界で、普通に転移技術が一般化しているというのは大きい。
「後は……そうね、ランカちゃんやワルキューレの娘達以外だと……」
「ラクスさんはどう?」
マリューの言葉に、シェリルは頷く。
「そう、ね。……けど、最近は歌手以外の仕事の方が忙しいみたいだけど、レッスンはきちんとしてるのかしら?」
歌手以外の仕事というのは、当然ながらキラの嫁……ではなく、プラントから派遣されている外交官としての仕事だ。
それでもラクスの歌というのは、SEED世界にとっては色々と重要な意味を持つ。
平和をもたらす歌の歌い手……として十分な名声を得ているのも事実だ。
その辺を考えれば、多分歌のレッスンとかはきちんと欠かさずにやっていると思うけどな。
それにレッスンはしていなくても、歌自体がラクスの趣味である以上、歌わないという日はないと思う。
「その辺が気になるなら、一度SEED世界に行ってラクスに会ってみたらどうだ? シェリルが会いたいと言えば、向こうだってそれを断る事はしないだろうし」
当然シェリルの歌はS
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