第23話
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「何て魔獣……!」
身体が動かなくなったエリィは悲鳴を上げ、リィンは唸り、ノエルとロイドは驚き、ワジの推測を聞いたエルファティシアは信じられない表情をした。
「……クッ……………マズイね………」
そしてワジは唇を噛みしめ
「くそ………エリィとノエル、エルファティシアさんだけでも……!」
ロイドは悔しそうな表情で呟き
「ば、馬鹿なことを言わないでちょうだい……!」
「そうですよ………!みんなで切り抜けないと……!」
「”エレン・ダ・メイル”の王を甘く見ないで……!」
ロイドの言葉を聞いたエリィ達はそれぞれ叫んだ。すると魔獣は再び咆哮を上げてロイド達をさらに苦しめた!
「くっ……!」
そしてロイドが苦しみによって唸ったその時!
ワオ――――――ン
聞き覚えのある雄たけびが聞こえてきた!
「あ…………」
「い、今のは……」
雄たけびを聞いたノエルとロイドが驚いたその時!
「うおおおおおおおおおおおっ!!喰らいなっ!!」
「そらあっ!」
「―――――――――――!?」
なんとランディがロイド達の背後から走って来て、跳躍して魔獣の頭にスタンハルバードを叩き付け、さらに走るランディと同時に飛行していたエルンストがランディが武器を叩き付ける瞬間爆発を同時に起こした!するとロイド達の動きを封じていた振動はなくなり、ロイド達は立ち上がってランディを見つめた。
「あ……!」
「ランディ先輩……!」
「き、来てくれたの……!」
ランディを見つめたロイドとノエル、エリィは明るい表情をした。するとその時、ツァイトが素早い動きでロイド達の近くに現れ
「ウォン!」
魔獣を睨んで吠えた!
「なっ!?支援課の警察犬がどうしてこんな所に……!」
「ツァイトも……!」
「アハハ!すごいタイミングじゃない!」
「フフ、そうね!相変わらず狙ったかのようなタイミングで現れるわね♪」
ツァイトを見たリィンは驚き、ロイドは明るい表情をし、ワジとエルファティシアは笑顔で言った。一方魔獣はロイド達から距離を取った。
「―――話は後だ!このデカブツを撃破する!俺達の全力をぶつけるぞ!」
そしてランディは号令をかけ
「わかった……!」
「任せて……!」
ランディの号令にロイド、エリィは頷き
「目標を撃破します!」
「さっきの借りは返させてもらうぞ……!」
ノエルとリィンは魔獣を睨んで叫び
「クク、久しぶりの狩りがいのあるヤツだ。少しは楽しませなよっ!!」
「ウォン!!」
エルンストは好戦的な笑みを浮かべて魔獣を見つめて叫び、ツァイトは魔獣を睨ん
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