第23話
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を訪ねた人達とか?」
ワジの疑問に頷いたエリィは考え込んだ後ある事を口にし
「あ………」
エリィの言葉を聞いたノエルは人形工房でヨルグと口論をしていた怪しげな2人組を思い出した。
「ふむ、確かにかなり怪しげな連中だったよね。」
「……そうね。2人からは”負”の感情がさらけ出されていたし、少なくとも真っ当な人間ではないでしょうね。」
(あの2人はリベールの”異変”に暗躍した”結社”の”執行者”と”使徒”………………仮に”結社”がクロスベルで何かを起こす為に暗躍するとしても俺達を狙う理由はないと思うんだが……?)
ワジが呟いた言葉を聞いたエルファティシアは静かに頷き、リィンは考え込み
「そうだな……いや、犯人は頑丈な扉を破壊したり、爆薬を使ったトラップを仕掛けている。そういう荒事をしそうなタイプには見えなくなかったか?」
ロイドは考え込んだ後自分の推理を言った。
「そうね、確かに……」
「うーん……一体何者の仕業なんでしょう?」
(仕掛けられたのが昨日で支援課に連絡があったのが今日。まるで俺達を直接、狙ったようなタイミングだけど……さすがに考えすぎか?)
エリィとノエルが悩んでいる中、ロイドは考え込んでいた。
「ロイド、どうしたの?」
「だ、大丈夫ですか?」
ロイドの様子に気付いたエリィとノエルはロイドに声をかけ
「いや……とにかく一旦引き返そう。ひょっとしたらガンツさんが応援を呼んだかもしれないし……」
声をかけられたロイドは苦笑しながら答えを誤魔化した。
「ん……?……あれは……」
そして遠くにある何かを見つけたロイドが呟いたその時
「―――上だ、気を付けろ!」
何かに気付いたワジが警告した!
「なに……!?」
警告を聞いたロイドが仲間達と共に上を見上げたその時、巨大な飛行する魔獣が現れ、ロイド達に強襲し、ロイド達はギリギリ回避に成功した!
「なっ……!?」
「ま、魔獣……!?」
「しかもかなり大きいぞ……!」
「この鉱山に住み着いているボスかしら……!?」
魔獣を見たエリィ、ノエル、リィン、エルファティシアは驚いたり厳しい表情をした。
「な、何だコイツは!?」
「普通の魔獣じゃない!とにかく気を付けて――――」
見た事のない魔獣にロイドが戸惑い、ワジが警戒した様子で警告したその時
「――――――――――――!!」
魔獣は咆哮をロイド達に向け、咆哮を受けたロイド達は身体が急に動けなくなった!
「きゃああっ!?」
「ぐっ!?」
「か、身体が……」
「何だ……力が抜けて……!?」
「こ、この振動が力を奪っているのか……!」
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