第23話
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た!」
「ああ!」
「ま、それなら準備は万全にした方がよさそうだね。」
「ええ、何が起こっても対処できるようにしておかないとね。」
その後ロイド達は装備や道具を確認した後鉱山の中へ入って行った。
〜旧鉱山〜
「これは……」
「確かに……ちょっと普通じゃないですね。」
「地面や壁面がぼうっと光っているみたいだけど……」
鉱山の中に入ったロイドとノエル、エリィは鉱山内の異様さに驚き
「それに、何だこの淀んだ空気は……まるで瘴気のようなものじゃないか……」
リィンは警戒した様子で周囲を見回し
「うーん。リィンの言う通り瘴気のたぐいかもしれないね。……これは上位属性が働いているかもしれないな。」
「それは同感。”僧院”で感じた気配と同じ気配が漂っているわ。」
ワジは考え込んだ後真剣な表情で答え、エルファティシアはワジの言葉に頷いた。
「へっ!?」
「ワジ君、あなた……」
「ど、どうしてティオちゃんと同じようなことを……!?」
ワジの言葉を聞いたロイドは驚き、エリィとノエルは信じられない表情をしてワジを見つめ
「フフ、あの子ほどじゃないけどけっこう霊感はある方でね。どうする?このまま奥を調べるのは結構ヤバそうな気がするけど。」
見つめられたワジは静かな笑みを浮かべて答えた。
「そうだな、でも……」
ワジの言葉を聞いたロイドは考え込み
「さっきから気になっていたけど……上位属性が働いているってどういう事だ?」
「あ、そうか……リィンは知らなかったんだな……」
不思議そうな表情で尋ねてきたリィンにロイドは仲間達と共に説明した。
「!!そうか……それは確かに一筋縄では行かなさそうだな…手n」
説明を聞いたリィンは表情を厳しくして考え込んだ。するとその時ジジジという何かの音が聞こえてきた。
「な、なにかしら?」
「……この音は……」
音を聞いたエリィとワジは不思議そうな表情をし
「―――いけない!」
「不味い!」
何かに気付いたノエルとリィンは厳しい表情をし
「皆さん、下がって下さい!」
「爆弾だ!できるだけ下がれ!」
2人は大声で警告した!
「くっ!?」
警告を聞いたロイドは仲間達と共に奥に向かって走り出した。すると入口付近で大爆発が起こった!
〜マインツ山道〜
「な、なんだあああっ!?」
一方山道側の入口で待っていたガンツは突然の爆発に驚いて咄嗟的に下がり、爆発によって落下して来た岩によって防がれている入口に近づき
「い、一体何が……おーい!あんたら大丈夫か!?聞こえたら返事してくれ!だ、駄目
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