第8話:スピード対決!アイラvs拓斗っ!
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したのは光以外の呪文のコストを2多くするクリーチャー《剛厳の使徒シュライバー》。
現れた《シュライバー》を見て拓斗は三度驚く。
何故なら拓斗のデッキは火と自然の速攻型のハンターデッキでクリーチャーは多めだが、必ずしも呪文が入っていない訳ではない。
しかも、どれもコスト6以上。よって、アイラが出した《シュライバー》の能力で拓斗のデッキの呪文は通常よりコストを2多くしなければならない。
おまけに、このクリーチャーは《サクラダ・ファミリア》や《ラプソディ》と同じ光のイニシエート/ハンター。
「なぁ、拓真」
「ん?何だ?勝」
少し離れた所で二人の対戦を見ていた勝は隣にいる拓真に声を掛ける。
「白井さんのデッキって…」
「白単の速攻デッキ……だと思っていたけど、どうやら俺の予想は外れみたいだ…」
二人は1ターン目のアイラのマナゾーンとバトルゾーンを見て光単色の速攻デッキかと思っていたが、どうやら彼らの予想は外れていたみたいだ。
何故ならアイラのマナゾーンにモルトや拓真、拓斗が使用している火文明のカードが置かれている。
しかも、それを2ターン続けて、つまり、今のアイラの3ターン目でアイラのマナに火文明のカードが2枚、光文明のカードが1枚、計3枚。
因みに白単は光文明のカードのみで構成された単色デッキである。
「となると、白井さんのあのデッキは火と光の混合デッキ?」
「にしても、不自然な件が多いな。わざわざ動きの遅い光のクリーチャーを並べる意味があるのか?俺だったら、このターン、《エグゼドライブ》を出して一気に相手のシールドを削るのに……」
拓真の言う通り火文明にはスピードアタッカーを持つクリーチャーが多めで、その中でコスト3の《襲撃者エグゼドライブ》と言う一時期流行っていたクリーチャーが存在する。
尚、現在では、その《エグゼドライブ》のハンター版の《流星のエグゼドライブ》とエイリアン版の《襲撃者ディス・ドライブ》が存在する。
前者は種族にハンターが追加された点以外は元の《エグゼドライブ》と同じだが、後者は種族にエイリアン、闇文明が追加されて多色になり、自己バウンスが消え、パワーは低くなった代わりにスレイヤーが追加された等、元の《エグゼドライブ》より優秀な点が挙げられる。
因みに拓真が言った《エグゼドライブ》は元の《エグゼドライブ》である。
「まぁ、そこは他人との考え方が違うって所じゃない?ましてや、白井さんは紅蓮さんの彼女だし、もしかしたら、その人の影響を受けて火文明を加えているって可能性も少なくはないんじゃない?」
「成る程な……」
勝の説明に拓真は渋々納得する。
「《サクラダ・ファミリア》でシールドブレイク!」
「ッ!」
そんな中、ア
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