第1話
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馬鹿じゃねぇの」
俺はそう呟きながらテレビを消した。
「何処もかしこも友達とか友達とか煩ぇんだよ...何が友達だよ。そんなモン作るから後で後悔すんだよ。」
そう呟きながら彼は、再び朝飯を食べ始めた。
_____
そして、いつも通り夕飯の買い出しに行き、また周りから見た目故に恐がられて、んで家帰ってきて、夕飯作って食って、といつも通りの生活をしていて、気付いたら夜になっていた。
そして俺はP○4でスト○ァイ5をしながらテレビのN○Kのニュース番組を聞いていた。
「よっしゃネット6連勝目。やっぱガ○ル強「続いてのニュースです。」
おいNH○、少しはタイミング考えろ。まぁテレビに言っても仕方無ぇか。
「来週から都内の全高校で入学式が行われます。ということで今日は高校特集として、最近猛烈な人気を誇るUTX高校のA-RISEさんに取材をして来ました」
そう聞いた瞬間、俺の手が止まった。後半のUTZだかB-RIZだかの事は知らねぇしそもそもどうでも良かった。寧ろ俺は前半の事を聞いていた。1月のあの事を思い出したからだ。
「...そういや来週から一般の新高校生は高校生活始まんだな...。まぁ、俺には関係無いか。」
俺は、県内でも中間レベル程の高校を受験していた。
別に他の奴と馴れ合うつもりは無い。
只勉強は嫌でもした方がいいと思ったし
..
師匠にも行っとけと言われたから受験した。ただ、当時______してた俺が受かる筈が無いなんて知ってた。
実際、俺は落ちた。しかも、俺以外の約237人は全員受かっていた。しかも滑り止めで受けさせられた方も学年の定員は100人、んで受験生97人。偏差値的にも問題無かった筈が、そこも俺以外全員が受かっていた。だから俺の高校生活は有り得なくなった。それだけの話だ。まぁ、無理矢理他人と変な関係作らされるよりはマシだ。と考えたらある意味良かったのかもしれない。というか良かった。
「そうすりゃこれからも一人で生きていく事が10000%可能だしな。」
そう思っていた事を口に出した時、リビングの机から音が鳴った。電話か。面倒臭いな。誰からかも解らねぇ。まぁとりあえず出るだけ出て、面倒臭かったら切るか。
ピッ
「もしもし、剣谷ッス」
「はい、もしもし、私は...」
...誰だよ。面倒だからとっとと言えよ。口調からして大人の女って事は解った。んじゃ誰だ。知るか。
「私は......音ノ木坂高校理事長の、南です。」
「...は?」
国立高校の理事長?マジかよ。つーか南?確かこの家の隣の家に住んでたよな。...いや、まさか隣の家の人が理事長とか有り得ねぇよな。きっと別の家のとりあえず何の用か聞くか。
「あーはい、俺に何の用ですか」
あえて適当に言ってみる。
「はい、今日は大事な話があ
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