プロローグ
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来たぜ、来たぜ来たぜ来たぜ……! 等々俺の時代が来たぜぇぇぇぇ!!
ゲハハハハハハハ! まさか俺が神様転生なんて幸運に恵まれるなんてな。しかもご丁寧にテンプレ特典付きだしよ!
特典は四つだけだったから俺の野望を叶えるために頭捻って考えた特別性だぜ。これで原作キャラを囲ってハーレム生活を満喫してやんよ!
くっくっくっく! 運よく火の国、しかもナルトの兄ポジに転生できたから、まずは原作が始まるまでに修行とフラグを立てないとな。
今は産まれたばかりだから、チャクラコントロールを――。
『あーあー、聞こえるかな?』
んあ? この声は転生神?
『いやー、実は君の書類に見過ごせない不備が見つかってね。本当は君、地獄行きだったんだよ』
は?
『僕もおかしいと思ったんだよね、殺人罪で死刑になった人がなんで善人として転生できるのかなって? いやー、君の書類だと思ってたのって、実は違う人の書類だったんだよ』
……な、なんだとぉぉぉぉぉ!?
『ということで、君には悪いけど急遽地獄に行ってもらうから。その体には次に転生する人の魂が入るから安心してね』
安心できねぇよ! ちょっと待てよおい、んなの納得できるわけが――。
『あー、ごめんねごめんねー。……あ、それで君の転生特典だけど、さすがに【長生きできる程度の能力】だけなのは可哀想だし、こっちの不備もあるからこの人が引いた特典でいいかな? ん、特典? えーと、ちょっと待ってね。 ……ああ、あったあった。えーと……。
【超人的な肉体】
【努力するほど成長できる才能】
【膨大なチャクラ(九尾相当)】
【創造忍術ノート】
だね。よし、じゃあこれにプラスもう一つお詫びでつけてあげるよ。はい、くじ引いてー。……おっ!【気合いパワー】か。やったね当たりだよそれ。じゃあその五つを特典として転生させるね』
人の話を聞けぇぇぇぇ!!
『うるさいなー君は。さっさと地獄に行ってね』
ぁ、ァァァァ嗚呼あぁぁぁあああああああぁあぁあああああああ!!!
消える! 俺が消えてく!! 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ! 俺はハーレム生活を送って原作キャラといちゃラブ生活を送るんだっ!
こんなところで消えて――……………………。
『ほい、転生完了っと。では、良き来世を楽しんでね』
――ん……ンン……。ここは……どこだろう? 転生できたの、かな?
よくわかんないけど、今は眠いや……。お休みなさい……。
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