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遊戯王EXA - elysion cross anothers -
TRICLE STARGAZER
TRSG-JP003《闇に飲まれろっ!》
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「……無理しないでね、黒乃」
「ああ、大丈夫だ」
Turn.2 Player/Kurono Mochiduki
1st/Sakura Yagami
LP/10000 HAND/5
2nd-A/Kurono Mochiduki
LP/4000 HAND/5→6
2nd-B/Ren Kazami
LP/4000 HAND/5
さて、とりあえずは様子見だ。黒乃がどういったデッキを使うかで、俺の動きも僅かに変わってくる。
「……よし、手札から《強欲で謙虚な壺》を発動! デッキトップを3枚公開し、その中から1枚を手札に加える!」
おお、剛健だ。
このターンの特殊召喚を封印する代わりに、デッキの上から3枚をめくってその内1枚を手札に加えるという効果の通常魔法。情報アドバンテージを代償にして、手札事故を大幅に軽減する強力なカード。
毎ターン特殊召喚を連打するようなデッキでも、そのギミックに到れなければすなわち事故だ。そのため、俺の世界では殆んどの人がデッキに差していた。俺も1枚入れてるし。本当の強さは使わないとわからないということを教えられた1枚。
……そして、黒乃の前に3枚のカードが映し出される。
《激流葬》
《グリモの魔導書》
《アルマの魔導書》
「【魔導】か……」
【魔導】。通称【ジュノンビート】。
手札の"魔導書"3枚を公開することで手札から特殊召喚する効果と、墓地の"魔導書"を除外することでフィールド上のカードを破壊する効果を持つ最上級モンスター《魔導法士 ジュノン》。
このうち、大会仕様の【魔導】は全部このモンスターをデッキの中心としたデッキ。"ジュノン"と"魔導書"のサポートに特化したカードしか殆んど入らないため、もはや【ジュノンビート】。
……もっとも、彼がそのタイプとは限らないのだが。
「……《グリモの魔導書》を手札に加える」
「まあ、それ加えますよね」
「行くぜ! 手札から永続魔法《魔導書殿エトワール》を発動!」
……うん、知らないカード来た。
フィールドの上空に水晶が現れる。水晶は淡い水色の光を放ち、フィールドを優しく照らし始めた。
「さっきは引かなかったカードですか……」
「ああ。《魔導書殿エトワール》は"魔導書"が発動する度に魔力カウンターを1つずつ乗せていく永続魔法。このカードに乗った魔力カウンター1つにつき俺のフィールドにいる魔法使い族モンスターの攻撃力を100ポイント上昇させる!」
なるほどね、魔法使い族の打点強化か。"魔導書"を使う度に攻撃力100追加となると……最終的には火力が大変なことになる気がする。というか、純粋に《魔導法士 ジュノン》の打点強化はうまい。
「そし
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