第18話
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
2人を睨んで怒鳴った!すると
「ガッハッハッハッ!威勢がいいじゃねえかっ!!」
ギュランドロスが豪快に笑いながらルイーネ達と共にランディ達に近づき
「し、司令!?それにルイーネ一佐達も……!お疲れ様です!」
「よお、オッサン。美人の奥さんとエルミナ大尉達を引き連れて何しに来たんだ?訓練明けの迎えに司令が動く程じゃねえだろ?」
ギュランドロス達を見たミレイユは姿勢をただし、ランディは意外そうな表情をして尋ね
「あらあら。相変わらずヴァイスさんみたいに口が上手いわね、ランディ君は。」
「あはは!しかも声もヴァイスと似ているしね〜。」
「ええ……ふざけた態度といい、声といい、本当に色々と似ている男ですよ……」
ランディの言葉を聞いたルイーネは微笑み、パティルナは笑い、エルミナは忌々しそうな表情でランディを睨んでいた。
「な〜に。5日もロクなモンが喰えなかった可愛い部下達に少し褒美をやろうと思ってな…………この後帰ったら打ち上げだ。肉は喰い放題、酒は飲み放題だ。既に用意はしてある。」
「ええっ!?……私達の為にわざわざ手配して頂き、ありがとうございます!」
「おおっ!相変わらず太っ腹なオッサンだぜ♪」
「クク、相変わらず前司令とは比べものにならないくらい、上に立つ者として相応しい男じゃないか。」
口元に笑みを浮かべて言ったギュランドロスの言葉を聞いたミレイユは驚いた後敬礼し、ランディは嬉しそう表情をし、エルンストは口元に笑みを浮かべていた。
「そういや、いつも疑問に思っているがそんな大金、どこから出しているんだ?」
「フフ、前司令が司令室に残した調度品を全て売り払ったのよ。」
「まあ、ギュランドロス様の趣味じゃないものばっかりだったからね〜。」
「……前司令はどうやら帝国貴族に憧れていたらしく、調度品はどれも高価な物で、元々処分するつもりだった物が全てかなりの高値で売れたのです。」
ランディの疑問を聞いたルイーネ、パティルナ、エルミナはそれぞれ答えた。
「あー、そういや、そんな物があったな。……ハハッ!初めてあの元阿保司令が役に立ったじゃねえか!」
「フフ……確かにそうね。」
3人の話を聞いたランディは呟いた後笑いだし、ミレイユは口元に笑みを浮かべてランディの言葉に同意した。そしてギュランドロスはミレイユの隣に移動し
「―――お前ら!訓練を終えて、帰ったら打ち上げだ!全て俺の奢りで肉は喰い放題、酒は飲み放題だっ!早く全員登って来い!」
崖下を見つめて大声で叫び
「い、今の声は司令!?」
「に、肉喰い放題に酒は飲み放題……!?」
「おおっ!さすが司令!相変わらず太っ腹!」
「よっしゃあっ!やる気
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ