第18話
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然が入っているアル警視も侍らしている上、肉体関係まで進んでいる上ハーレムを公言しているあの新局長はズルすぎだろっ!くう〜……!声や女好きという性格は同じなのにどうしてここまで差があるんだ!?」
口元に笑みを浮かべて言ったエルンストの言葉を聞いて肩を落とした後真剣な表情で呟き、そして表情を悔しそうに変えて唸った後叫んだ。
「………………ねえ、ランディ。やっぱりこのまま警備隊に戻って来ない?」
一方ミレイユは複雑そうな表情で考え込んだ後、真剣な表情でランディを見つめて尋ねた。
「へ………」
ミレイユの言葉を聞いたランディは呆けた声を出してミレイユを見つめ
「だって、あなたの能力はどう考えても軍隊向きだし……それにライフルだって今回の訓練ではちゃんと……」
「ははっ……模擬弾を使った演習だったからな。実戦じゃ使い物にならねぇのはお前も知ってるだろ?」
ミレイユの話を聞いて苦笑しながらミレイユを見つめ
「そ、それに今の司令と貴方、話が合って、よく一緒にお酒を飲んでいたりしているじゃない……」
「まあ、ギュランドロスのオッサンと色々話が合うのは否定しねぇよ。………それに俺がいなくてもあんな化物じみた強さを持ち、見た目や豪快な性格に反して中々な戦術眼を持っているギュランドロスのオッサンや有能だらけのルイーネ姐さん達がいる限り、警備隊は大丈夫さ。……まあ、ベルガード門の部隊が誇る綺麗所だらけの3人の新たな上層部―――ルイーネ姐さんとエルミナ大尉、パティちゃんがいる職場と離れるのはちょ〜っと惜しい気もするがな。」
「で、でも…………」
何とか自分を警備隊に引き止めようとするミレイユに近づき、ミレイユの頭を撫で
「……あ…………」
頭を撫でられたミレイユは頬を赤らめた。
「ま、ピンチになったらいつでも駆けつけてやるからよ。リハビリ訓練の仕上げと行こうぜ。」
「わ、わかってる!」
ランディに微笑まれたミレイユは顔を赤らめて答えた後慌てて立ち上がって崖の傍まで近づき
「―――遅い!いつまでグズグズしている!あと10分で全員登ってこないともう半日延長するわよ!」
崖下を見つめて怒鳴った!
「ひえええっ……!」
「イ、イエス、マム!」
「もうヘビはイヤだ〜っ!」
「ダラダラするな!迅速かつ安全に登れ!」
すると崖下から警備隊員の悲鳴や慌てた様子の声が聞こえてきた。
「やれやれ、あの”鋼鉄の鬼上官”と恐れられているエルミナ大尉と同じくらい鬼上官だねぇ。」
「クク、ただの照れ隠しじゃないか。」
一方ランディは溜息を吐き、エルンストは口元に笑みを浮かべ
「うるさいっ、馬鹿コンビ!」
2人の言葉を聞いたミレイユは
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