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遊戯王EXA - elysion cross anothers -
TRICLE STARGAZER
TRSG-JP002《決戦の終わりと始まりと》
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開している。蓮は……ペンダントを手に取り、空中へと放り投げた……?

決闘展装(Duel-Transer)起動(Action)

 刹那、真紅のペンダントが緋光を放ちながら砕け散る。光は粒子となって彼を包み、やがてそれらは2枚の大きな水晶盤となって彼の周囲に滞空した。

「……な、なんだよそれ……」
「んー、詳しくは言えないかな。まあ、とりあえず"闇のゲームにおいてダメージを受けなくなる"とだけ覚えておいてくれれば」
「「はあ!?」」

 とりあえずで説明された能力の異常さに、俺と夜神の声が重なる。いや、十分すぎるだろ。強すぎるだろ。


―――― Turn.0 Are you ready? ――――

1st/Sakura Yagami
◇LP/20000 HAND/5
◇set card/mo-0,ma-0

2nd-A/Kurono Mochiduki
◇LP/4000 HAND/5
◇set card/mo-0,ma-0

2nd-B/Ren Kazami
◇LP/4000 HAND/5
◇set card/mo-0,ma-0


「……蓮、2つ質問いいか?」
「ん? いいけど」
「1つ目……さりげなく流されたが、ソウルロスターって何だ?」
「……ああ、危うく説明忘れるところだった。闇のゲームってさ、負けたら闇に飲まれるでしょ?」

 もはや当たり前と言えてしまうことが悲しいが、そんな彼の言葉に首肯する。

「あれさ、なんか飲まれても死ねないみたいなんだよね」
「……はあ!?」
「飲み込まれた者は、生きることも死ぬことも許されない世界で永遠に苦しみを味わい続ける。簡単に言っちゃえば、闇のゲームを行う対価として悪魔に敗者の魂を売りつけるんだよ」
「……マジでか?」

 俺の反応に蓮はExactry.(その通りです。)と返した。……これ、こいつの口癖みたいだな。

「もしそれが本当だとしたら……あいつらを転生させたのは、本当に神なのか?」
「違うね。悪魔、もしくは邪神の類……というか、ほとんどの場合は俺と同じ"生きている人間"が神を騙ってる」
「生きている、人間……」
「そう。この世界を小説や漫画として……二次創作として、この世界を作っている人間。尤も、この意味においては神を騙っても間違ってないのが悲しいね」

 なるほど、確かに俺も死ぬ前は小説サイトで遊戯王の二次創作を読んでいたりしていた。だが、いざ自分がその台本の中にのみ存在するとなると……やっぱり複雑だ。

「……なるほどな。さて、もう1つだが……」

 そう言って俺は、デュエルディスクに映された情報を改めて確認した。
 ……変わっていない。遺憾ながら、蓮は大変な設定をしてくれやがっ
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