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遊戯王EXA - elysion cross anothers -
TRICLE STARGAZER
TRSG-JP001《その粛清に正義はあるのか》
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枚5000円。ちなみにこれは某《
TUEEEEE!
(
ラヴァルバル・チェイン
)
》さん。
というのも、国が総力をあげて遊戯王を支援しているのだ。至極当たり前のようにニュースで「決闘省」なんて単語を聞いたときは本当にビックリした。
……あれ、ゆみなとアイシアの手が止まってる。
「アイシア、フォーク止まってるわよ?」
「……え? あ、ううん! おいしいよ、蓮くん!」
私の言葉に対して条件反射のようにそう言うと、アイシアは再び手を動かし始めた。
「あれ? 沙耶姉、俺何か変なもの入れちゃった?」
「いや、どうせ"あれ"じゃない?」
「"あれ"って?」
「ああ!」
うん、名言よねこれ。「伝説って?」「ああ! それって《ハネクリボー?》」の笑撃は今でも鮮明に覚えている。
……蓮が呆れたようにこっちを睨み付けてきた。うん、ごめん。
「……で、"あれ"って何?」
「あんたの料理で2人の存在意義がやばい」
そう言って、2人の方を眺めると……。
「……おいしいから、余計に複雑なんですよね」
「うん……。蓮くん、私より上手くなってるなんて……」
……まだやってた。とどのつまり、こういうこと。
「わかった?」
「……うん、把握した」
ゆみなが諦めたように遠い目をしていた。アイシアが同調したことを考えると……そう。
「悔しいでしょうねえ」
「おい、やめろ馬鹿。この話題は早くも終了ですね」
ちなみに、蓮よりも私の方が料理が上手い。これはお互いに認めてるから確定事項。また、向こうの世界にいる紗姫お姉ちゃんの方が私達よりも上手い。
そして昨日の晩ごはんの感じだと、クレナが蓮と同じ……いや、もしかして私以上か? お姉ちゃんより、とはいかないけども。
「でさ、クレナ。その会場にはここからどれくらいで着くの?」
「はい、歩いて30分くらいですね」
時計を見る。1時55分。
……嫌な予感がした。
「……定員は?」
「64人でした。たしか……」
「……」
……私は黙って立ちあがっていた。蓮も私と同じ考えのようで、全く同じタイミングで席を立っている。
「蓮、私の言いたいこと……わかるわね?」
「当然。何年沙耶姉の弟やってると思ってんの?」
……それなら話が早い。
「「クレナ、道案内をお願い! 今すぐにここを出る!」」
定員があるって時点で、早めにいかないと間に合わないに決まってるじゃないの―――!
― ― ― ― ― ― ― ―
……そして今、ショッピングモールなう。
なんというか、でかい。第一印象はその一言に尽きた。
そして、何より出入りする人々が多い。どこぞの渋谷とか新宿とか、
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