承認x資格=宣告
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「やぁ、箒。久しぶりだね、君の感を俺はどうやら100%信じる羽目になりそうだ♪」
「これは先輩、なんというか私も驚きだ、まさかこのような形で再開するとは・・・」
少し遠くで一夏が入りずらそうにこちらを見ているのを洸陽は確認するとちょいちょいと手招きをして呼んだ。
「君が一夏君だね、箒からよく聞いていたよよろしくね。」
「!あ、ああ。こちらこそよろしくなえっと、」
「洸陽でいいよ、年もどうせひとつ位しか変わらないんだし」
「そっか、よろしくな洸陽!」
そういって洸陽は右手を差し出し握手を求める。
─定めといったところか
洸陽は一瞬ニコニコしていた表情をもとに戻して一夏をくまなく観察する。
満足したのかすぐにニコリと笑みをを浮かべてじゃあ、ご飯食べに行こうかと提案する、どうやらお気に召したようだ、と箒はホッと胸をなでおろした。
「そういえば箒、前みたいにお兄ちゃ「あぁぁぁぁなんのことだかさっぱりだ、一夏早くこんな先輩おいて昼食を摂るぞ!」
顔を真っ赤にし一夏を引きずっていく箒を洸陽は暫く見つめていた。
─あぁぁぁ、もう、先輩のバカ!こんなところでお兄ちゃんって呼べるわけないだろう!?でも、久しぶりだし・・あぁぁああ!私は何を考えているんだ!?
唇を尖らせて悶々としている箒を見て、全くイジリがいのある妹分だ。と洸陽は本当にいい笑顔でニヤニヤしていた。
「ではここまでで質問のある人・・・織斑くん?」
「先生、全部わかりません〜」
戸惑う麻耶をよそに、洸陽の脳は急激に活性化した!
ただ、あんなふうになりたくないという一心で人とはどうにかなるものである。
「えっと・・・瀧君は大丈夫かな?」
「え、はい。もちろん全然大丈夫です、たまたまわからないことが偶然多くてちょっと戸惑っているけど、はいこのくらい偶々なんでほんっと大丈夫です。」
「それをわからないと言うんだけどな〜・・・・」
偶然、たまたまは使いすぎると良くないらしい。
この教訓はしっかりと覚えていたほうがいいだろう。
3
クラス代表、委員長、理事、学校の始まりで必ずと言っていいほど決めなければならない役職、通常ならだるい、めんどくさいで大抵の人間がそう思い一部の人間が履歴書に書けるからとすすんでする役職、つまりはクラスのまとめ係。
だがIS学園では少しわけが違う、代表戦というものがあり名前の通りクラス代表が戦う行事がある、よって必然的にクラスの中で実戦経験を積むことができ最強のものが就くに相応しい役職。
「ああ、その前に再来週に行われるクラス対抗戦に出る代表者を決めないといけないな」
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