暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王EXA - elysion cross anothers -
PROLOGUE EDITION Volume.1
PE01-JP006《ようこそ、幻想の物語へ。》
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ね。今年の新入生は、きっと一波乱起こしてくれると思います』
『そうですか。というわけで、本日はデュエルアカデミア日本校試験総監督の武藤零次さんにお越しいただきました。本日は、誠にありがとうございました!』
『いえいえ、こちらこそ』
『以上、ラメイソンホールより
浮橋
(
うきはし
)
がお送りしました!』
『では、次のニュースです。……』
「……2人とも、とりあえず質問は大丈夫よね」
「あ、はい」
「大丈夫だよ」
「よし。お疲れさま、クレナ」
「了解しました。"Deus_ex_Machina"との通信を終了、これより第2正常モードへと移行します……」
役目を終え、開かれ続けていた瞳がようやく閉じられていく。
「……寝ちゃったね」
「えー……?」
第2→第1は起きたままだったのに、なんで第1→第2だと寝ちゃうのよ……。
『……と、ここで速報です。 本日13日未明、御瀬路自然公園において、謎の焼死体が発見されました』
「……あ」
忘れてた。あの死体、公園に放置したままだった。
『焼死体の左腕に鎖の付いたデュエルディスクがついていたことから、警察は殺人事件として捜査を進めています』
「……とりあえず、明日は私達の分のデュエルディスクを集めることになるのかしら?」
「うん、そうなるね。さすがに
決闘展装
(
デュエル・トランサー
)
を大っぴらに使うのはまずいよ」
「じゃ、決まりね!」
蓮が殺人をしたという事実には触れないでおこう。味方の古傷をえぐっても、いいことなんて1つもない。
「それじゃ、沙耶ちゃんとクレナちゃんで作ったお鍋食べよっか!」
「「了解!」」
「……了解です」
ゆみなが落ち込んでしまっていた。自分で作ってた料理が一品も並んでないんだもの。
「あー……ごめん、ゆみな」
「いえ、風見君のせいじゃないですよ……」
「クレナちゃん、起きて。晩ごはんできてるよ」
「んぅ……おはようございます、アイシア様」
こうして、異世界1日目の夜は幕を閉じていく。
……遊戯王が世界の中心となった、そんな世界。これから先、私達はきっと面白い体験をすることになる。現実では味わえないような、そんな素晴らしい体験を。
そう。
―――それはきっと、奪われた台本を取り戻す物語。
to be conti「「あ」」「「……え?」」
「忘れてました! お母様に連絡を……っ!」
「ちょっと待って、忘れてた! 大学の期末試験これからなんだけど!?」
「ああ、どのみち俺達は死ぬのか。社会的に……」
「ご、ごめんなさい………」
……早く終わらせて私達の世界に戻りましょう。
だって、死ぬ! 死んでないけど私
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