即答
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、リビングに三人の少年たちが入ってきます。
「「「おはよー・・・」」」
「おはよ!!レオン、シリ・・・ル!?」
まだ目覚めきっていないらしく声に覇気のない三人。私たちは挨拶を返そうと振り返ると、彼らの格好に驚いてしまいました。
「ちょっとシリル!!何その格好!?」
「レオン!!ウェンディたちいるんだから考えてよ!!」
「あんた・・・よくその格好で出てこれたわね」
「ラウル恥ずかしくないの?」
キッチンに立っていた全員がそう言います。シリルは大きめのワイシャツと、見えないけどたぶん下着を穿いているだけ。レオンは前のボタンが取れ胸や腹筋を露出したパジャマ姿。ラウルに至ってはパンツ一枚で私たちの前に現れたんですから。
「うおっ!!」
「あ!!服着るの忘れてた!!」
「そっか・・・着替えるの忘れてたわ」
どう考えても人前に出るような格好ではなかった三人。彼らは指摘されるとすぐに自分たちの部屋へと戻っていきました。
「シェリア・・・レオンとラウルっていつもああなの?」
「うん・・・目のやり場に困っちゃうんだよね・・・」
たぶん彼らは悪気はないんだろう。だけど、いきなりあんな格好で出てこられたらこちらとしては色々と困ってしまう。もっと見てたい気もしたけど、自重する気持ちも持ってもらわないと困るなぁ・・・
その後部屋着から普段着へと着替えてきた彼らと朝食を済ませた私たちは、部屋の戸締まりをして外へと出ます。
「レオン、あたしたち直接行くからリオンたちによろしくね」
「うん、了解」
今日私とシェリア、それにシャルルとセシリーは昨日レオンとリオンさんが揉めていた依頼に行くことになってます。魔法学校ってどんなところなのか、すごく気になります!!
「どんなとこだったか、後で教えてね」
「うん!!もちろんだよ!!」
私たちと別行動を取る三人の中で、シリルは魔法学校に興味があるらしくそんなことを言います。同い年くらいの人もいっぱいいるって話だったし、やっぱり気になっちゃうよね。
「シリルも一緒に来る?」
「俺いないとレオンとリオンさん止める人いないような気がして・・・」
シェリアが機転を効かせてそう言いますが、蛇姫の鱗も妖精の尻尾と一緒で個性的な人も大勢います。そういう人たちの歯止めをするのがリオンさんなんですけど、彼とレオンが昨日みたいになると止める人がいないと考えたようで、シリルは残念そうにそういいました。
「別に俺は問題ないけど?」
「ラウも全然大丈夫だよ!!」
「すごい信用ならないんだけど!?」
何を基準に大丈
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