暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜隻腕の大剣使い〜
第62話今度こそ!!
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ド》をダウンロードすれば、誰でもネット上に異世界を造り出す事が出来るんだ。キリトはそれをエギルに頼み、世界中のサーバーにアップロードしてもらった。その結果、消滅するはずだったVRMMOは再び蘇った。《アルヴヘイム・オンライン》も新しい運営会社にデータが完全に引き継がれ運営されている。ALOだけでなく、中小企業や個人まで数百者に昇る運営者が名乗りを挙げ、次々とバーチャルゲームサーバーが稼働した。それらは相互に接続されるようになり、今では一つのバーチャルゲームで作ったキャラクターを他のゲーム世界にコンバート出来る仕組みさえ整いつつある。

「そういやあんたたち、今日のオフ会行くの?」

当然行くさ。今日はエギルが御徒町に構える『ダイシー・カフェ』でSAOクリアの祝勝会ーーーオフ会が開かれる。みんなで一緒にどんちゃん騒ぎ、そして次の二次会ではーーー




******




オレは隣を歩く未来は連れて、『ダイシー・カフェ』に向かってる。もう松葉杖なしで歩けるし、ゆっくりだったら走れるくらいには回復した。弾は先に行ったらしいし、気にする事はないかなーーー

「おーい!」

「あっ!竜兄、あそこ!」

「お」

『ダイシー・カフェ』の看板が見えてきたところで、オレたちに向かって手を振る三人組が見えた。オレと同じ制服の紺色のブレザーの前を開けた黒髪の男、桐ヶ谷和人。未来と同じ女子の制服を着た栗色のロングヘアーの女性、結城明日奈。もう一人はーーー知らない女の子だな。上下が赤い他校の制服を着た黒髪ショートヘアーの女の子。どことなく和人にーーーそうか。

「キミが・・・リーファ?」

「はい、桐ヶ谷直葉です・・・ライリュウくん、ですよね?」

「ああ。本名は・・・知ってるかな」

「神鳴竜くんですよね。去年の8月、お母さんと一緒に会いに行きました」

この子がキリトの妹、リーファこと桐ヶ谷直葉ちゃん。つまりーーーオレの従妹という事になる。もうオレとキリトーーー和人が生き別れの兄弟だって事は周知の事実となった。一応未来も知ってる。
とりあえず話はオフ会でという事になり、オレが『ダイシー・カフェ』のドアを開けたらーーーすでにみんな集合していたという状況にあった。

「おいおい、俺たち遅刻はしてないぞ・・・」

「だよな?ちゃんと時間通りに来たよな?」

「ヘッヘヘ〜ン。主役は最後に登場するモンですからね〜♪あんたたちにはちょっと遅い時間を伝えたのよ」

何このビックリドッキリな展開。みんな知ってたの?未来も明日奈さんも知ってたの?オレと和人だけ何も知らなかったの?
オレたちが驚きの余韻に浸ってる内に里香さんがオレと和人の手を引っ張り、二つに並べた木箱の上にオレたちを立たせる。そして里香さんはマ
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