暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王EXA - elysion cross anothers -
PROLOGUE EDITION Volume.1
PE01-JP004《このカードはノンフィクションです》
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れて」

 ありがとうごさいました、いいデュエルでした。

「墓地の《TG ワンダー・マジシャン》と《トラゴエディア》を除外!」

 光と闇が混ざり合う。その狭間、時空を歪めて一人の剣士が降り立った。
 凛々しいその姿に、私は神々しい威光を錯覚した。

「来て、《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》……!」

 カオス・ソルジャー −開闢の使者−
 ☆8 ATK/3000

「バトルフェイズ! "開闢の使者"で"トレミスM7"を攻撃!」

 混沌の騎士が、その剣を天にかざす。聖なる光が剣に宿り、鋼よりも鋭い刃を成す。

天地開闢(てんちかいびゃく)天聖奏覇斬(てんせいそうはざん)!!」


 光の剣閃が大きく弧を描いた。その刃は一撃で星龍の首を両断し、生じた衝撃波は巨体をバラバラに切り刻んだ。

 Saya LP/1100− 300= 800

 そして、流れるように放たれる第二撃。その返しの刃が、今度は斬撃を私に向け……。

 Saya LP/ 800-3000= 0


―――― Turn.6 Battle Phase ――――

1st/Saya Amakawa
◇LP/ 0 HAND/0
◇《セイクリッドの星痕》 CONTINUOUS
◇《セイクリッドの星痕》 CONTINUOUS
◇set card/mo-0,ma-0

2nd/Aisia Elysion
◇LP/ 800 HAND/1
◇《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》ATK/3000
◇set card/mo-0,ma-0

 Aisia WIN


 ― ― ― ― ― ― ― ―


 ソリッドビジョンが役目を終え、星痕の映える星空は夕焼けに戻った。
 ……てか、いつの間にこんな時間経ってたんだ。全く気がつかなかったわ……。

「……ふう。やっぱりライフ4000は少ないわね……」

 《神の警告》のコストが重すぎたわね……。いや、無くても終わってたけど。
 初期ライフ4000、その半分は2000。開始時点で既に《神の宣告》にコストが並び、以降はほぼ確実にコストはそれを凌駕する。こっちの世界では、間違いなく採用されてないだろう。

「沙耶ちゃん、本当に面白いカード使うんだね」
「え、そう……よね。こっちは初期ライフ4000だもんね」
「だって、みんな《神の宣告》入れてるよ?」
「……うん。どっちも入れてるわ、私」
「ええ!?」

 うーん、そこまで驚くことか……?

「だったらアイシアこそ。ビックリしたわよ、《天よりの宝札》なんて……」
「え、3枚積み必須カードだよ!?」
「はあ!?」

 原作では最高6枚ドローという壊れカード、一転してOC
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