第13話
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待遇にしてくれるというとても懐が広い方だし。」
「そうだったのか……リィンも妹さんと同じ理由でメンフィル軍に?」
(そういえばリフィア殿下、お姉様と出会った時から気に入ったとか言う理由でお姉様を自分かプリネ姫専属の侍女として来ないかと勧誘していたわね……)
エリィの疑問に答えたリィンの話を聞いたロイドは驚きの表情で言った後尋ね、エリィはかつての事を思い出していた。
「ああ。俺が目指す最初の”道”はリフィア殿下の親衛隊に入隊する事だな。……まあ、殿下の親衛隊は侍女と違って人気があるから入隊するにはかなりの戦闘能力が求められるけどね……」
一方ロイドに尋ねられたリィンは頷いた後苦笑した。
「え…………リフィア殿下の侍女の人気がないってどういう事?次期皇帝であられるリフィア殿下に直接仕えられるなんて大変名誉な事だから、希望する方も多いと思うけど。」
一方リィンの話を聞いてある事を聞いたエリィは尋ねたが
「ハハ…………イリーナ皇妃の妹であるエリィなら知っているだろう?リフィア殿下が皇家の中で一番型破りな方である事を。」
「な、なるほど…………要するに侍女の方が殿下の型破りさに付いていけないのね……」
リィンの説明を聞いて冷や汗をかいて苦笑しながら言った。
(い、一体どんな方なのでしょう……?)
(『西ゼムリア通商会議』にも参加するから気になるな……)
(フフ、あの”姫君の中の姫君”でさえ勇ましいんだから、次期皇帝の皇女はもっと勇ましそうだねぇ。)
2人の会話を聞いていたノエルは戸惑い、ロイドは考え込み、ワジは静かな笑みを浮かべていた。その後ロイド達はアパート内にいる魔獣達を掃討した後、手配魔獣を探して見つけて戦闘をして退治し、ウェンディに頼まれた依頼を終えたので、ウェンディの所に向かって報告した。
〜オーバルストア・ゲンテン〜
「あ、お疲れ様ー。どうやらちゃんと戦闘をこなしてきたみたいね。それでエリィさんにワジ君、マスタークオーツを実際に使ってみた感想はどうでした?」
「ええ、何ていうか驚きました。」
「ああ、まさかクオーツ一つであれだけのパフォーマンスを発揮できるとはね。正直、ここまでとは思ってなかったかな。」
「ふふ、いいリアクションですね〜。ちなみに最終段階まで成長させると、あることが出来るようになるんだけど……まあ、それは実際に育ててみての楽しみかな。」
「へえ〜、まだサプライズが用意されてるんですね。」
「今でも十分凄いのにさらに凄くなるのか……」
「はは、楽しみにしておくよ。それで、講習ってのはこれで終わりでいいんだよな?」
ウェンディの話を聞いたノエルとリィンは驚きの表情で
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