第11話
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浮かべて説明しかけようとし
「い、いや、違っ…………というか、あれはそもそも根本的な原因はシュリだろ!?」
イリアの説明を聞いたロイドは慌てた後すぐに気を取り直して突込み
「な、なんだと!?……ま、まあ確かにオレも悪かったけど…………あんな強く抱きついてきといてよくもヌケヌケと……!」
ロイドの突込みを聞いたシュリはロイドを睨んだ後目を逸らしたがすぐにまたロイドを睨んだ。
「ええっ!?」
「だ、抱きっ……!?」
「フフ、なにやら楽しそうなことがあったみたいだねえ。」
「そういえば、そんな事があったわよね…………?」
一方シュリの言葉を聞いたリィンとノエルは驚き、ワジは口元に笑みを浮かべ、エリィはすざましい威圧を纏った笑顔でロイドを見つめ
「い、いやえっと、だから……!っていうか、エリィは事情を知っているだろ!?」
4人の反応を見たロイドは慌てた後すぐにエリィに指摘し
「おおっ、なんだかいきなりの修羅場ね!せっかくだからあたしも参加して―――」
その様子を見たイリアは嬉しそう表情をし
「イ、イリアさん……ややこしくなりますから。」
イリアの様子を見たリーシャは疲れた表情でイリアを制し
(うう、この件に関しては反論すればするほど泥沼にはまる気がするな……)
ロイドは疲れた表情で溜息を吐いた。
「ふふ、それにしても……皆さんもお元気そうで何よりです。支援課の皆さんには本当によくしていただきましたし……またいつでも遊びに来てくださいね。」
「うんうん、あたしも大歓迎よ。それに、最近のリーシャの練習風景は以前にも増してみる価値があるしね。」
「へえ、そうなんですか?」
「フフ、確かに彼女が舞台で飛び跳ねたら”色々”と見所がありそうだけど。」
「こ、こらこらワジ君。」
「本人の目の前で失礼だろ……」
「あ、あはは……」
口元に笑みを浮かべて言ったワジの言葉を聞いたノエルとリィンは注意し、3人の会話を聞いたリーシャは苦笑し
「フフ、もちろんそれもあるけど。この頃は日常のちょっとした所作にもキレを感じるのよね。疲労を感じさせないっていうか……察するに、休息の取り方でも改善したってところかしら?」
イリアは微笑んだ後興味深そうな表情でリーシャを見つめた。
「……え、えっとまあ、そんなところでしょうか。」
「そうなのか……まったく気付かなかったな。」
「ふふ、イリアさんだからこそ気付けるレベルの違いみたいですね。」
イリアの言葉を聞いたリーシャは戸惑いながら頷き、シュリは驚き、エリィは微笑み
(……確かに最近は”仕事”が休業中だから、十分に休息を取れているけど……それを肌で感じ取れ
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