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遊戯王EXA - elysion cross anothers -
PROLOGUE EDITION Volume.1
PE01-JP003《宇宙規模の戦い(デッキ的な意味で)》
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る場合……でしょうね。
改めて、手札を確認する。……あれ、これ終わったんじゃ?
「手札から《セイクリッド・レオニス》を召喚するわ」
私の場に刻まれる、獅子座の紋章。現れたのは、蒼い爪とたてがみを持った百獣の王。
セイクリッド・レオニス
☆3 ATK/1000
「続けて、《セイクリッド・シェラタン》を
通
(
・
)
常
(
・
)
召喚!」
続けざまに紋章が刻まれていく。牡羊座の紋章から、小さな戦士が飛び出した。
セイクリッド・シェラタン
☆3 ATK/ 700
「……え、ええ!? 特殊召喚じゃないの!?」
「ん? ……ああ、"レオニス"の持つ効果。フィールド上にいる間、"セイクリッド"の召喚権を1回増やすのよ」
1回と2回。差はたった1でも回数は倍になっている。以前は《二重召喚》なんて入れてたくらいだ、【セイクリッド】では必須と言い切ってもいい。
「そして《セイクリッド・シェラタン》の効果発動。ほとんどそっちの"アース"と同じ効果。《セイクリッド・ハワー》を手札に加えるわ。……さて、と」
"シェラタン"の攻撃力が700、"レオニス"の攻撃力が1000。そして、"オメガ"の攻撃力は2400。
総ダメージ……4100。これが全部通れば一撃なんだけど……。
「そう簡単に行くわけないわよね……バトルフェイズ!」
私の従える星騎士達が、一斉に攻撃に構えをとった。
「《セイクリッド・オメガ》でダイレクトアタック!」
第一撃、騎馬が天空へと駆け昇る。そして、対峙する彼女へと急降下した。
「
天駆ける星騎の邁進
(
コンシュテリア・ファウレン
)
!!」
それは、降り注ぐ星の如く。それは、駆け抜ける光の如く。眩い光を放ちながら、彗星が少女を轢き飛ばした。
「きゃああああ!!」
Aisia LP/4000-2400=1600
「続けて、《セイクリッド・レオニス》で………」
そこまで言って、私は言葉を失った。
そこに在ったのは、闇を従えし魔物。……否、もはやそれは、闇そのものであった。
恐ろしくも荘厳な、"
悲劇
(
Tragedy
)
"の具現。
「……《トラゴエディア》……!」
トラゴエディア ☆10
DEF/?→2400
「このカードのことも知ってるんだ……。じゃあ、説明はいらないね」
『……
幻想
(
エリュシオン
)
の魔女よ、何故我を解き放った』
「その呼び方はやめて」
……ん?
「……私も、まさか貴方の力を借りることになるなんて、思ってなかったんだよ」
『……成る程。これはまた、厄介な相手を……』
……やばい。私、多分精霊見えてない。アイシアが見てて痛い。
『
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