暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王EXA - elysion cross anothers -
PROLOGUE EDITION Volume.1
PE01-JP003《宇宙規模の戦い(デッキ的な意味で)》
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》"。「相手を制圧したと思ったら逆に制圧されていたというか鬼なった」なんて笑えない事態が当たり前のように襲ってくる。
2枚目。これも【天使族】のエースモンスターの一角《大天使クリスティア》。"ボチニヤミサンタイ"と双璧を成す禁呪"ボチテンシヨンタイ"を生み出した元凶。その呪詛の通り、墓地に天使が4体丁度ならば手札から特殊召喚できる。さらに、墓地の天使族を回収するおまけつきだ。
問題なのはその効果。"このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、お互いにモンスターを特殊召喚する事はできない。"出されたその時点から、戦略よりも先に対抗策を考えなければならなくなる。最悪の場合、デッキ次第では、召喚されたその時点で敗北が確定する。私のデッキなんかは特に。
そして3枚目、《朱光の宣告者》。手札のこのカードと天使族を墓地に送ることで、効果モンスターの効果を無効にする。いわば"
見
(
・
)
え
(
・
)
な
(
・
)
い
(
・
)
《天罰》"。発動された場所が手札だろうと墓地だろうと、それが効果モンスターならばこいつは容赦なく否定する。
このカードが1枚見えた今、私は計3体の宣告者に怯えることを強いられる。もしこの選択で、《朱光の宣告者》が選ばれなかった場合、残りの2体…その内の片方は、ほぼ間違いなく手札に眠っているだろう。
残り2体は天使族。先程《神秘の代行者アース》で加えられたカードもまた天使族。
私の場にいる《セイクリッド・オメガ》でも、宣告者の裁きは逃れることが許されない。それは、効果の使用を封じられたと同義―――!
しかして、アイシアは
未来
(
カード
)
を決めた。
「……《大天使クリスティア》を手札に加えます!」
未来は、
現在
(
このターン
)
の延長線。たとえ望まなくとも、私のターンは訪れる。
「カードを1枚セットして、エンドフェイズ時に《TG ワーウルフ》の効果を発動。デッキから《TG ストライカー》を加えて、私のターンは終了です!」
―――― Turn.2 End Phase ――――
1st/Saya Amakawa
◇LP/4000 HAND/2
◇《セイクリッド・オメガ》ATK/2400
◇《セイクリッドの星痕》 CONTINUOUS
◇set card/mo-0,ma-1
2nd/Aisia Elysion
◇LP/4000 HAND/5
◇set card/mo-0,ma-1
アニメとかだったら、ここで起死回生の一手でも引けるはず!
「私のターン、ドロー!」
……ですよねー。そんな都合よく《サイクロン》なんて引きませんよね。さて、どうしようか。
相手の手札は5枚、内3枚は既に判明している。最悪の場合は、残り2枚の中に《朱光の宣告者》が存在す
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