暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王EXA - elysion cross anothers -
PROLOGUE EDITION Volume.1
PE01-JP003《宇宙規模の戦い(デッキ的な意味で)》
[4/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
-2
2nd/Aisia Elysion
◇LP/4000 HAND/4
◇《TG ワーウルフ》ATK/1200
◇set card/mo-0,ma-0
「私のターン、ド『―――――――』………え?」
アイシアの声が、突然の轟音に遮られた。
……雷だ。それも、特大の。
それはあまりにも近くに落ちて、それはあまりにも衝撃的で。
私は思わず、音のした方向を向いて
し
(
・
)
ま
(
・
)
っ
(
・
)
た
(
・
)
。
「―――っ!?」
それは、間違いなく、人が見てはいけないもの。
表現することすらもおぞましい、その物体。焼け焦げた肉の臭いと、原型を保っているが故に理解してしまうその現実。
そう、一言で言うならば……。
「……じょうずにやけましたー」
あまりにも惨すぎて、せめて表面上だけでもネタに走らないと精神がやってられないレベル……!
「「「きゃああああああああああああああ!!?」」」
公園に、少女たちの悲鳴が響き渡った。
「先輩! 凍夜先輩!!」
ゆみなと戦闘をしていたはずの夜神が彼の名を呼び続ける。
……そう、水咲凍夜。この名状し難い、焼けた肉塊。かつて人だったはずのそれは、しかし今の雷嵐によってその生命活動を切断された。
「……ゆみな」
「なん、ですか……?」
「そいつ……夜神の鎖を外しておきなさい。そいつの精神はもうデュエル出来ないわよ」
「はい、わかりました……」
ゆみなにそう指示し、私はアイシアに向き直る。
「ごめんごめん、今はあんたのターンだったわね」
「切り替え早っ!? ……というか、え、続けるの!?」
「
Exactry.
(
その通りよ。
)
さあ、カードをドローしなさい?」
「……うん。私のターン、ドロー!」
Turn.2 Player/Aisia Elysion
1st/Saya Amakawa
LP/4000 HAND/2
2nd/Aisia Elysion
LP/4000 HAND/4→5
さて、私のセットしたカードは召喚反応型一掃罠《激流葬》と対全体破壊迎撃罠《スターライト・ロード》の2枚。手札には《エフェクト・ヴェーラー》……は、さすがにいないんだけど。今回は結構まともなラインナップになったわ。
「手札から、《神秘の代行者アース》を召喚!」
……来ましたわー。これで相手のデッキは【TG代行】で確定と見ていいでしょうね。
相手のフィールドに姿を現したのは、銀髪の……うん、性別わからないから"男の娘"でいいや。
神秘の代行者アース
☆2T ATK/1000
「《神秘の代行者アース》が召喚されたとき、デッキから……」
「
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ