2巻
対ドウター戦×勇者の里での戦い振りと報告
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Sを展開し、ドウターゲートがある場所へと向かう。到着した柚希達が見たのは魔族とは違うオーラを持つ化け物で、四足歩行や二足歩行の化け物が大人勇者らの攻撃を防いで逆にやられていた。
倒れていたのを胡桃の風によって後ろへ運ばれた後、他の大人達により治療を受けていた。響子らが到着後、シールドビットを展開してライフルビットによる殲滅を間近で見た柚希達。
「凄い・・・・大人の勇者らを一瞬にして倒してしまう力を持つドウターを機械による武装で倒した?」
「と言う事は僕達の武器も通用しないみたいだよ・・・・ほらね、僕が剣を使ってもすぐに復活してしまうようだ」
「何故だ!?俺達勇者の武器が通用しないのに対し、第三者からの攻撃だとあっという間に数十匹のドウターを倒している。あんな機械武装だけなのに・・・・」
「高志や胡桃が驚くのも分かるけど、私は直に見てきたから気持ち的にも分かる。けど、一真や蒼翼町にいる独立黒鮫課の警察官が使う武装だと通用する事を・・・・」
「そりゃそうよ、私達の武装はオーバーテクノロジー満載だし対ドウター戦に効く武器なんだから!」
エクシアRIIが持つGNソード改で一刀両断した事で、ドウターが真っ二つになっていく姿を見た事で後方で治療をしていた大人達も真実を見た事で納得してしまう程の強さと技術が込められている事も。諜報員として第三者による介入、防戦一方だったのを一瞬でこちら側が有利な戦となっていく。柚希達がドウターに向けて攻撃したとしても無駄に終わるし、例え『白虎』を持つ高志でも倒す事が困難。
「高志達は防衛線にて待機していると助かるんだがね、我らの仲間が来るまでが勝負さ」
「大地達の言う通りでね、私達の総司令官がもうまもなく来る事を・・・・そしてあのゲートを閉ざす総司令官ならばってね」
「胡桃に高志、響子の言う通り今は下がって!一真はもうまもなくやって来る、そうなれば私達の出番はない」
「一真兄ちゃんが総司令官って言う風に呼ぶって事は、蒼翼町にいる長だと言うの?お姉」
「ソレスタルビーイング・・・・私達が裏での活動時に使う組織名です。表では蒼翼町を拠点としている蒼翼警察署独立黒鮫課ですが、裏では私設武装組織ソレスタルビーイングの一員。織斑総司令官こそ私達の長であり、この世で唯一の創造神黒鐵としての名を持つ者。私達の使命はドウターを倒す事」
と言う事を聞いていた俺は既に到着していたが、しばらく響子らの戦い振りを見てからカタパルトデッキから飛び降りる。一瞬にして現れた事で驚愕していたが、魔剣ブリュンヒルドではない剣だけで倒して前に進む一真。銀色の剣ではなく金色の剣で叩き斬ると同時に風の斬撃が後方支援となり、神炎と風刃を混ぜた風炎刃の舞を披露した事で数百体いたドウターを瞬殺してみせた。
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