暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王EXA - elysion cross anothers -
PROLOGUE EDITION Volume.1
PE01-JP002《少年、これが現実だ……》
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連続ドロー? 知ったことか! 手札に加えた《ドラグニティ−ドゥクス》を召喚!」

 ドラグニティ−ドゥクス
 ☆4 ATK/1500→1700

「《ドラグニティ−ドゥクス》の効果発動。このモンスターの召喚時、墓地のレベル3以下のドラゴン族"ドラグニティ"を自身に装備する!」

 俺の場に降り立った翼人が、天から落ちてきた金色の槍を掴む。

 ドラグニティ−ドゥクス
 ☆4 ATK/1700→1900

「そして、装備カードとなった《ドラグニティ−ファランクス》は自身の効果で特殊召喚することができる! 《ドラグニティ−ファランクス》を()()()()!」

 天へと放りあげられた金色の槍。放物線を描き、黄金の光は小さな竜となって俺の場に帰還した。

 ドラグニティ−ファランクス
 ☆2T DEF/1100

「レベル4《BF−精鋭のゼピュロス》にレベル2《ドラグニティ−ファランクス》をチューニング!」


 (われ)(つむ)ぎしは地天(ちてん)(きずな)(すべ)てを(つらぬ)真竜(しんりゅう)(やり)

 刹那(せつな)(ひび)黄金(おうごん)よ、()()れる疾風(かぜ)(とも)()れ!

    ☆4+☆2=☆6

 シンクロ召喚(しょうかん)天地(てんち)(つな)げ、雷撃(らいげき)よ!


「《ドラグニティナイト−ヴァジュランダ》、降臨!」


 俺の場に舞い降りる、雷を纏った金色の竜。神穿つ雷の牙(ヴァジュランダ)の名を冠する【ドラグニティ】の中核を担うシンクロモンスター。

 ドラグニティナイト−ヴァジュランダ
 ☆6 ATK/1900

 一度深呼吸し、心を落ち着かせる。
 ……そうだ。なにも、いつもみたいに()()()()()展開する必要はないんだったね。

「……さて、ここまで特殊召喚は3回。その3枚、君の望むカードはあった?」
「さあ、どうだろうな?」
「そう、来なかったんなら終わりだね。《ドラグニティナイト−ヴァジュランダ》がシンクロ召喚に成功したとき効果発動。内容はドゥクスと同じだから以下略」

 天から飛来する真紅の槍。金色の竜に乗る騎士が、それを掴み取った。

「……あれ、無効にしないの?」
「わかんねえのか? まだ発動するタイミングじゃないだろ。《聖刻龍王−アトゥムス》を無効にするだけだ」

 ……あれ、本当に引いてない?
 相手の手札は8枚、内容が把握できているのは4枚のみ。正体不明の残り4枚は、何を握っているのか全く分からない。

 だけど、その中に"手札から効果を発動す
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