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遊戯王EXA - elysion cross anothers -
PROLOGUE EDITION Volume.1
PE01-JP002《少年、これが現実だ……》
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―――― Turn.0 Are you ready? ――――
1st/Toya Mizusaki
◇LP/4000 HAND/5
◇set card/mo-0,ma-0
2nd/Ren Kazami
◇LP/4000 HAND/5
◇set card/mo-0,ma-0
なるほど、このでっかい
水晶
(
スクリーン
)
が色々と示してくれるってわけか。
「さあ、満足させてもらおうかな」
「満足? 貴様が?」
「……うん。何か問題でも」
「転生者にそんな権利があるとでも、本気で思っているのか?」
……いや、俺達まだ死んでないんだけど。そう言い返そうと……
「……あんた、それ本気で言ってるの?」
……しかし、彼の言葉に俺よりも先に沙耶姉が怒った。
「生きて何が悪いのよ!」
「全てだ。"転生者"がこの世界にいること自体が間違ってんだよ」
「ふざけんな! "転生者"ってのは、不幸にも死んじゃった人たちが、ちゃんとまともな人生を送りたいからなるんじゃない! それのどこが間違ってるのよ!」
「その前提自体が間違ってんだよ! 不幸にも死んだ? それは俺も同じだ!」
「だったら―――」
「だからこそだ! 俺は、自分の死を認めない奴らが許せねえ!!」
「許さない!? それが何よ!!そんな自分勝手な理由で、あんたは何人も殺してきたの!?」
「消えろ、"転生者"! 最高神ゼウスの名のもとに、お前達を殺す!」
……ああ、確かに。彼女の言っていた通り、これは酷い。
「蓮、やっぱこいつ私に
殺
(
・
)
らせて!」
「沙耶姉、落ち着いて!」
水晶板を見る。俺は後攻。そして、相手の名は……。
「さようなら、
水咲
(
みずさき
)
凍夜
(
とうや
)
。あの世でみんなに謝り続けろ―――!」
「「デュエル!!」」
Turn.1 Player/Toya Mizusaki
1st/Toya Mizusaki
LP/4000 HAND/5→6
2nd/Ren Kazami
LP/4000 HAND/5
「俺の先攻、ドロー!」
目の前の敵がカードをドローする。そのカードを確認するや、すぐにデュエルディスクに読み込ませた。
「俺は《ジェネクス・ウンディーネ》を召喚!」
奴の場の先陣を切ったのは、ガラス瓶を繋ぎ合わせたような人形。腕の辺りからは、何本もチューブが露出している。
ジェネクス・ウンディーネ
☆3 ATK/1200
……ああ、【ジェネクスガエル帝】か。面倒な相手だな……。
「《ジェネクス・ウンディーネ》が召喚に成功したとき、デッキから水属性モンスターを墓地へ送り効果発動! デッキから《ジェネクス・コントロ
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