第三十二話 あちこち回ってその八
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「天理教のことを専門に勉強したいから」
これももう決めていました。やっぱり私は教会の娘ですし。
「やっぱり。そこね」
「じゃあ僕もそこで」
「はったおすわよ」
何考えて生きているのかって本気で思いました。
「今までの話聞いてたの!?何で大学まで阿波野君と一緒なのよ」
「そこはまあお引き寄せというところで」
「それは絶対にないから」
はっきりと否定しました。
「阿波野君は天理大学に行ったら駄目だから」
「まあ受けはしますけれどね」
「落ちてくれることを祈るわ」
うんざりとした顔になっているのが自分でもわかりました。
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