結婚後と挑戦
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」
俺がそう言うとさらに顔を赤くする。どうやらそうっぽい。そして、ユキはアスナに言った。
「どうせなら、私みたいに告白すれば。ねえ、ゲツガ君」
「そうだな。普通に告白すれば大体は大丈夫だと思うけどな」
「それはゲツガ君とユキが両思いだったからなんでしょ」
「別にアスナほどの可愛さがあれば普通に告ればいけると思うのにな」
「そうだよ、アスナ。アスナは可愛いんだから自信を持って」
俺とユキは少しでも後押しするため言う。
「そ、そうかな?」
「大丈夫だって。キリトなら確実に。それより早く行こうぜ」
そう言って、ギルド本部に歩いていく。その時にアスナはユキに昨日の告られたときの話をしていた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ギルドホームに着くと、アスナとユキに着いていき無表情な鋼鉄の扉の前に来た。ここがSAO最強プレイヤー、ヒースクリフがいる部屋らしい。アスナが扉をノックしてから扉を開ける。
「団長。お話があるのですが、お時間よろしいでしょうか」
アスナがそう言った後に、俺とユキも部屋の中に入る。部屋は、全面ガラス張りで机が置かれその奥に五人のプレイヤーがいた。真ん中のにいるのはヒースクリフ、そのほかは分らないが多分、幹部クラスの連中だろう。俺らが入ってからヒースクリフは言う。
「大丈夫だが、こんなに朝早くからどういった用件かね?」
「しばらくギルドを休ませて貰い、とある人とパーティーを組んでみようと思いまして……」
そう言うと、ヒースクリフ以外の幹部らしき男たちが騒ぎそうになったがヒースクリフがそれを止める。
「それは何故かな。それにとある人が誰なのか教えてもらいたい」
「……今回の攻略で少し頭を冷やしたいことと、黒の剣士、キリト君とパーティーを組み、しばらくは一緒にいようと……」
そう言うとヒースクリフは考えていた。数秒が経ち、ようやく口を開けた。
「……キリト君を呼んでくれないか?君がそこまで組もうとするならどの位の実力があるか見てみたい」
「わ、わかりました!すぐに呼んできます!」
アスナはそう言って部屋から出て行った。その後にヒースクリフは俺とユキのほうを向く。
「さて、ユキ君。君はどのような用件かな?君も休むつもりかい?」
「はい。私は昨日、ゲツガ君と結婚しました。それで、しばらくは攻略を休もうかと」
「君もか……。それならゲツガ君に言おう。ゲツガ君、君は私たちのギルドの主力メンバーを抜こうとするのなら君の実力で取ってくれたまえ」
ヒースクリフがそう言った。つまり、ユキが欲しくば私を倒してからにしろと言うことだろうか?つまり、デュエルしろと言うことか。男ならこの誘いに乗ら
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