奈緒あふたーっス!!02
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人のテンションには未だに慣れない。
「アタシが無神経過ぎたんだろうな。いらねぇことを聞いちまって悪かったな」
頭(こうべ)を垂れる彼女に僕は出来る限り不安が伝わらないよう、精神統一の能力をフル稼働する。
「いや、あなたに相談したいことがあるから、それに必要不可欠なのであなたは全く悪くない。だから頭を上げて?」
『有宇が記憶喪失から来る不安を隠してまで庇ってくれたこと、声色で分かってしまう。ありがとな』
テレパス能力により彼女の思考が僕の脳に注ぎ込まれていくのを感じた。
この人には例えどんな能力をもってしても敵わないな。と思った。
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