暁 〜小説投稿サイト〜
奈緒あふたーっス!!
奈緒あふたーっス!!02
[5/5]

[8]前話 [9] 最初
人のテンションには未だに慣れない。

「アタシが無神経過ぎたんだろうな。いらねぇことを聞いちまって悪かったな」

頭(こうべ)を垂れる彼女に僕は出来る限り不安が伝わらないよう、精神統一の能力をフル稼働する。

「いや、あなたに相談したいことがあるから、それに必要不可欠なのであなたは全く悪くない。だから頭を上げて?」

『有宇が記憶喪失から来る不安を隠してまで庇ってくれたこと、声色で分かってしまう。ありがとな』

テレパス能力により彼女の思考が僕の脳に注ぎ込まれていくのを感じた。

この人には例えどんな能力をもってしても敵わないな。と思った。
[8]前話 [9] 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ